企業が成長を遂げていくポイントには大きく3つに分類されるのではないかと先日書きました。それは戦略におけるチェックポイントでしかありません。実際にはもっと重要なことがあります。それが“企業理念”です。

企業理念の重要性

企業理念とは”信頼・誠実”などといった標語的な言葉ではありません。企業理念をベースに戦略に展開することで、理想と現実のギャップを埋めることができます。企業理念とは 企業がどこに向かっているかを言語化 したものです。
 
これらが組織の行動基準化になり、ミッションステートメント化することで、価値観が共有でき、判断軸を社員は理解できます。そしてブレない人事評価制度ができあがっていきます。つまり企業理念は経営における全ての出発点になるものではないでしょうか。

Unsplash / Pixabay

企業理念は判断の拠りどころ

会社を経営したり、新規事業の責任者になった方は、新商品の企画書を書くときにその事業のミッションなりビジョンをどう言語化しようか、そもそもこの事業のミッションは何なのか?いや待て、わが社の企業理念は何だった?と考え込んだ記憶があると思います。企業理念は企業が存在し成長を遂げていくうえで全ての根本となる必要不可欠なもので、目指す事柄をきちんと言語化しておかなければなりません。

因果の法則

世の中のすべてのことには「因果の法則」のとおりに「原因」と「結果」があります。「良い結果」を生むには「良い原因」を作ること。「悪い結果」には「なるべくしてなった原因」があります。これらを結合させる要因としてと言われる「環境」が条件としてでてくると、ぼくは考えています。「因果関係」ではなくて、正確には「因縁果」ですね。(もっと言い換えれば
「相関関係」になるのかも)

企業が成長を遂げて存在意義や価値を認めてもらうにも、企業理念をもとに展開されていく事業ミッションが必要です。ミッションがあれば達成するための指針が必要です。指針は、日々の判断のもととなり、みんなの行動規範になります。

企業、組織とは人の集合体

企業とは人の集合体。人の立ち居振る舞いをみればどういう組織なのか、どういう考えのもとで事業運営がされているのかが、わかるといわれています。

つまり

  • 企業理念をブレイクダウンし、理念の浸透を図ること
  • 経営理念をもとに、事業を組み立てていくこと
  • 共感を理解に変えて、行動を促していくこと
  • 企業理念に共感する人材を採用していくこと

が重要になってきます。

正しい行動基準が正しい組織をつくる

こうした活動なくして継続的な成長は望めません。適切な行動指標、判断指標を提示できない以上、自社にとっての自立型人材は育成できません。そもそも企業理念なくして人事評価制度や管理システム、従業員教育などの適正な導入は難しいものです。
 
導入したとしても経営者が期待するような効果は発揮できません。企業理念が整っているから必ず成長出来るわけではありませんが、成長する組織には企業理念を基に言語化された何かが必ず存在します。

ベストパフォーマンスを産み出すことのできる環境を社内外共に作り出していくことも、企業理念があって、初めて行動ができるます。思いつきでは従業員は振りまわされるだけです。だからこそ経営者は常に「経営理念」を見つめブレイクダウンし行動基準まで落とし込み、浸透を図ると同時に、自分自身の研鑽が必要不可欠になるのだと思います。

企業理念を具体的に言葉し理想と現実のギャップを埋める

具体的な落とし込みには非常な労力がかかりますが企業理念型経営は成長し続ける企業の条件だと思います。それが「良い原因」をつくっていくことになると思います。

 

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