地元のことをもっとよく知ろうと思って書店でこの本を購入してみました。色々な企業とその数だけの歴史があり学ぶことは多いと改めて感じました。

地域貢献だとか地域活性化だとかについて考えるいいきっかけになりました。ソーシャルビジネスやノマドが流行していますが、自分はやはり企業によるビジネスの方がやりたいことだし、突き詰めていきたいと思っています。

企業が存続するための条件

企業はその存続の条件として適切な利益をだすことが必要です。また会社は顧客のために存在し常に地域に貢献していくことが公器として重要だと改めて思います。この点はまだまだうまく自分の中で消化しきれていないし言語化するには難しい面が多いのですが。企業が成長を続け毎年新たな雇用を生み、それにより人が定着することで定住人口が増え、街が賑わい、暮らしが豊かになる。そして企業間も競争を始め人材と人口の流動化が始まり健全な成長のサイクルが作り出されていく。これが今後の新しい地方都市の経営の在り方になっていくのではないだろうかと思います。だからまず企業誘致で地方工場の誘致を進めることよりも

  • 起業がしやすい環境を整備すること
  • 全国から起業家を呼び込む施策を講じること
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    未来を担う企業と人材を誘致し将来への先行投資を進めていくことが必要だと思うのです。

    いまだに工場誘致1本はナンセンス

    大手企業誘致と起業家育成を行い育てていくこと。どっちが成功率が高いかという話になりがちだけれど今の時点ではどっちも必要なんだろうと思います。だけどまぁ、起業なんて物凄いリスクもあるし成功よりも失敗の確率の方が圧倒的に高いから、おいそれと人には勧めないけれ。でも今の日本の景況悪化の原因は新しい企業が生れてこないことにもその一因があると思っています。製造業がどんどん日本から脱出しているのに地方都市は工場誘致をしたいなんて時代錯誤なことをやっている場合じゃない。大体撤退で誘致補助金返還でもめている自治体もあるというのに。両方とも必要なんていいながらも矛盾していますが現在は起業育成が手つかずになっていてバランスが物凄く悪いと思います。

    地域活性化とは経済活性化でもある

    地方活性化とは、地方経済活性化。その為には自治体が“何を目指しているのか” ”どんな地方都市になりたいのか”というビジョンが必要になってくると思う。キャッチコピーとしてのビジョンはあるけれど、もっともっとブレイクダウンしてよりイメージが湧くようにしていかなきゃ。”地方活性化”という言葉の定義が一人ひとり異なっているのだから、そこはリードしていかないと。

    どこの都市でも言っているような「住みよい街づくり」という抽象的な文言じゃなくて街づくり基本条例ができたなら次は経済発展に向けた議論をもっと活性化していけばいいんじゃないか、と思う。最初は点かもしれないけれど点と点を繋いで線にして線と線を結んで面にして、面と面を結び付けて・・・ってできないもんかなぁ。とつくづく思う。

    経済なんていらない、幸せに小さく過ごせればいいという人もいると思います。だけどやっぱり仕事がないと若者はどんどん離れていってしまう。それが現実であり、解決していくために動くことが喫茶の課題なんじゃないかな。それにしても地方経済を活性化して定住人口を増加させていくには、やらなければいけないことが本当に膨大にあるものですね。でもまず経済の活性化なくして地方都市の再生なんて実現するわけがない。ということが現実だと思う。行政の、親の、街の、世代間のせいにするよりも自らが行動を起こし、繋がり化学反応をドンドン起こして元気の源を大きくしていくことが「始めの一歩」。
     
    冒頭の本は100年以上継続している企業がいかにして危機を乗り越えて今日に至ったかという起業家向けの本だと思います。地域のために何ができるかというのを歴代の社長さんたちが考え抜いてきたんだということがわかります。そしてどの企業も始まりはベンチャーだったんだということ。
     
    こういう書籍、各県であるのでしょうか?あればぜひ読んでみたいです。改めて地域のために何ができるのか、どうやって新たな雇用を産み出していくのかというテーマは重いものだと思いました。

     

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