Googleのパンダアップデートによって検索結果にかなり変動が起きているらしいですね。それでSEOを新たに行う必要があるとかで一部では大騒ぎになっているとか・・。関連する記事を読み漁っていて、「未だにやっているんだ」と感じたのは「意味のないバックリンクの購入」です。

外部リンク購入という手法

ぼくがSEO専門企業の役員を担当していたのは2002年ごろなので今から約10年前。この頃からいわゆるリンクファームというのは存在していました。当時ぼくがいた会社でやっていたSEOサービスは

  • コンテンツを強化してユーザに評価されるサイト作り
  • 上位表示されたいキーワードをちりばめたサイト作り

おおざっぱにいうと(1)コンテンツの見直しとキーワード量の増加、(2)それに伴うサイト再構築、を企業に提案してSEOを行っていたわけです。必要ならサイトテーマ別にドメインを新規取得してサイト自体を分離するなんて事もやっていました。(1つのサイトに複数テーマが存在するのを避けるため)

Mediamodifier / Pixabay

これに対してリンクファーム業者は有料・無料検索エンジンへの登録代行や、自分たちで構築したリンク集に対象となるサイトを登録させる。膨大な数のリンク集を構築し相互リンクで結び、スパイダーネットの様にリンクを張り巡らせてGoogleのPageRankを上げることを提唱していました。

当時からリンクファームの危険性はGoogleから広報されていましたし実際にペナルティをくらい消去されたサイトも数多く見られましたので、ぼくたちの会社では、リンクファームは一切利用しないことを推奨していました。あと彼らは僕ら自身にも「代理店になりませんか?」と話を持ち掛けてきてましたねぇ。

あれから10年…同じような事で大騒ぎをするんだなぁと改めて思いました。
(追記:20130115)その方が内部リンクの修正やソース修正などを行わない分業者もやり易いのでしょうし、企業としても導入が簡易なのでしょうね。
>> Googleと相性の良いサイト

目的が手段化するのがSEOのワナ

検索エンジンはサイトのキーワード出現比率、その重み。テキストに対する他サイトからの評価など様々な要素を評価してランキング付けを行い、検索結果として表示させています。やはり奇策はなしで、王道でコンテンツ構築を進めていくべきです。コンテンツを増やしていきたいのならCMS等の検索エンジンから評価されやすい仕組みでサイトを再構築し、更新を重ねていくのが現状では王道だと思います。

そのコンテンツがターゲットとしているユーザにとって有益なものであれば、いわゆるオーガニックリンクを獲得することができます。それが経営的には一番リスクのない最善の方法です。リンク購入は契約切れと同時にリンクを失うので..

運用は簡単ではありませんし、経営者がデジタルコンテンツ資産を蓄積していくことの重要性を理解していないと運用を始めることは難しいものです。でも、こうしたことをしっかり提案しソースの書き換えを行ったり、SEOとはそもそも時間がかかる施策であることをきちんと明示してくれるのが正しいSEOコンサルタントの在り方だと思っています。

ソーシャルをやれば売れる訳ではない

またここ数年流行しているソーシャル関連の運用も本気で行うとなればかなりの手間と労力がかかります。「いいね!」をいくら増やしたところで何の意味もありません。これは自分も以前会社でアカウントを開設して、体感しました。どういうコンテンツで共感を得て、どう拡散していき収益に結び付けるのか、というストーリーをを考えていくことが重要ですし、一部のソーシャルコンサルタントの方々が話しているように片手間でページをオープンさせたからといって即収益には結びつきません。リターンを得るにはそれ相当の労力が必要になるというオチです。

※SEOはまずこの本を読むところから始めるのがいいと思います。

SEOに関してはこの本を読み、後は情報をチェックしておくくらいで十分。基準に沿ったコーディングで中身のあるコンテンツを作ることで、結果としてナチュラルリンクを得る。1つの戦術に依存し過ぎるのは危険。

 

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