僕は今までのキャリアの中では人材サービス業界が一番長くて半分くらい。
その他にはウェブ業界、経営コンサルティング業と経験してきました。
おかげでチェックするニュースも比較的人事分野だったり
組織開発関連の記事やウェブにおける
マーケティング関連の記事にアンテナを立てていることが多いのです。

東京を引き払って地元に戻ってきて思ったことがあります。
それは地方都市は働き方や会社に求めているもの、
働く人の意識がそもそも都市部とはぜんぜん違うということ。
 

首都圏的なキャリアの発想

例えば倫理法人会商工会議所があって
色んなセミナーを開催しており経営者の人が集まっていたりする様子ですが
個人にフォーカスを当てて「自分はこうしてありたい」といった
働く人向けのワーディングや
ウェブを使ってどうやって売上を上げていくのかといった
いわゆるウェブマーケティングに関するセミナーはあまりないような印象を受けました。
つまり都市部だと、仕事には自己成長とかキャリアの伸びを
期待することもあるのに対して、
地方都市では「生きてくため/生活のために仕事をしている」
感じの方が強いのではないか、と感じています。
勿論仕事って生きていくためにするのですが
自己成長っていう欲求も含まれると思うのですよね。
まぁここばかり強調すると成長搾取企業になり
ブラック企業化していくし、自己啓発になっちゃうんですけど。
 
地方都市はこの欲求比率が
都市部と比較して低い感じがしています。
これにはどういう企業がその地方にあって、
そこではどういう働き方が求められているのか。
という環境要因に影響されるところが大きいのだろう
と推察しています。
そこで七尾市内の会社はどういう業種が
実際にあるのか調べてみることに。

石川県七尾市の企業情報

石川県七尾市の企業ランキング:Ullet(ユーレット)
ここには加賀屋などの和倉温泉界隈の企業や
スギヨといった食品メーカーは掲載されていないのですが
とにかく建設・建築系統の企業が多い印象です。
また社名で検索してもウェブサイトを持っている会社は少ない。
市内で仕事を獲得するから人脈が中心になり
ウェブから新規獲得するという
受注パターンは想定しづらいのでしょうね、業種的にも。

おまけに石川県の上場企業も探してみました。
石川県の上場企業
日成ビルド工業
北陸電話工事
クスリのアオキ
北日本紡績
倉庫精練
小松精錬
ニッコー
共和工業所
タケダ機械
高松機械工業
津田駒工業
澁谷工業
大同工業
オリエンタルチエン工業
ナナオ
アイ・オー・データ機器
電気機器
ウイルコホールディングス
福島印刷
コマニー
小松ウオール工業
大和
三谷産業
北國銀行
ハチバン

ちなみに能登地区の上場企業は1社もなし
まとめてみると

  • 生活に密着したインフラ系の企業が多い
  • 金沢の方にいくと情報通信インフラ系の企業が少し増える
  • 成長分野と言われる産業に進出している企業は少ない
  • 攻めの経営よりも、専守防衛型の経営にならざるを得ないのではないか
  • 人材流動化が起きにくい産業構造になっているのではないか
  • 企業が強烈な成長を遂げにくいので、内部の人材も成長をあまり求められない
  • 企業経営や自己成長に関してのサービスは官公庁が提示しているケースが多い
  • 自己成長してもキャリアパスとしての転職先がない
  • 特徴としてはこんな感じでしょうか。
    企業の事業内容をみるとやっぱり専門職が求められそうです。
    また家業経営の会社が必然的に多くなっている様子ですから
    経営層を目指す人材が輩出されにくいのも理解できる気がします。
    ここまでの非常に大雑把な情報だけでも
    高校卒業を期に一度地元を離れると
    なかなか戻ってこれないのも大いに判ります。

    目にする、触れる環境で人の意識は大きく変わるのではないか

    あとはアレです。電車に乗らないから中吊り広告で
    自己成長を刺激するようなコピーを見る機会がない。
    日経新聞とか売っていないし、本屋さんに行っても
    キャリア系の本とか見かけない。環境の影響って大きいな。


    都市部でももちろん生活のために仕事をやっている
    という人はいるし誰もが自己成長とか
    事業拡大のために働いているわけじゃないけど

    そもそもの選択肢がないという
    環境は地域の活力を失わせてしまうんじゃないのかなぁ。

     

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