SEO【Search Engine Optimization】はたぶん90年代中ごろから出てきたと思う。当時はディレクトリ型検索エンジンへの一括登録から始まって(一括太郎とか?)2000年くらいから実際のHTMLソースの最適化やリンク構造をどういじるかといった手法が始まった。

ぼくとSEOのなれ初めは所属していた会社が新規事業を立ち上げることになり
参照:爆発的な成長志向を手にしてウハウハになろう
主要メンバーの一人がSEOというものを見つけてきたことから、始まりました。多分2001年初頭とかその位だったと思います。

本来予定していたOne to Oneマーケティング的な事業がどうもフライトしないぞ的な感じになってこれ不味いんじゃないか…という空気が社内に蔓延していた時期。いま振り返ってみれば当時にOne to Oneマーケをウェブで仕掛けようとするのは結構野心的でもあるしクラウド的事業の走りだったりするのですよね。ただ時期が早過ぎるのも早すぎる。10年位早い。まだ一人1台PCを与えてもらっている社内環境じゃありませんでした。考えてみればぼくはこのあたりから先取りした事業ばっかりやって撤退するという周期に入ったように思えます。

その後、紆余曲折を経てその会社がSEO事業を開始することとなり、他にSEOを始めていた人たちと連絡をとりあい情報交換を始めたり、営業活動もまさに黎明期といった感じの啓蒙スタイルでクライアント企業に営業活動を行っていたものです。ぼくの記憶では当時本当にSEOに関する技術をもっていた人は日本では3-4人しかいなかったと思います。今でも名前を拝見するのは、渡辺さんと住さん。ECジャパンにいたジェフルートとかはどうしているのかな。大内さんはGoogleにいらっしゃるようですが。その他はなんちゃってエンジニアだったり、単にディレクトリに登録代行を行っているだけだったり。以前も書いたことがありますが、その当時の競合会社数社は消えてなくなり数社は株式上場を果たしたりする流れの中、多くのウェブ制作会社がSEO事業を開始しました。

SEOを知らないウェブ制作会社なんて今はもう存在していないでしょう。そして今はなきOverture社が日本上陸を果たしSEMすなわちPPC広告が開始されるとPPC広告の代理店が非常に多く現れてきたものです。この辺の黎明期の話をするともっと上手く事業を立ち上げることができたかなぁというやり残し感が少なからずあったりします。

インバウンドマーケティングという概念

時代は流れて”インバウンドマーケティング”。インバウンドマーケティングというのは、今まで現れたウェブ上の様々な手法をとりまとめた概念だと解釈しています。ツールではなく、どう使うかとう点もそうですし
考え方みたいなものでもありますよね。

僕は本来技術屋さんやマーケッターではなくプロフィールでも書いてあるように事業推進とか事業企画分野、或いは(ややミドルオフィス寄りの)営業系のひとでキャリアの半分くらいは人材畑の人なのでインバウンドマーケティングを成功させるかどうかは知識的なものもさることながら社内で体制を作ることができるか=運用がすべてのカギで、本当に問い合わせから受注獲得するまでのプロセス転換を行う気があるのかという仕組みづくりと組織構築がすべての根っこになっていると考えています。知識は広範囲に必要だし自分が分からない知識はすぐに聞ける仲間も必要です。根気も必要になってきます。
 
体制を変えるときにネガティブな要素を集めてくるのはたやすいもの。それに耐えることができるマネージャーなり経営者なりがいる企業のみがインバウンドマーケティングという概念を社内に取り入れて問い合わせを獲得できる体制を構築できるのだと思っています。だってそれに伴って採用したい人物像も変わる訳でしょ。そこまで影響を及ぼさないのならそれは戦略じゃないし。

ということで、一括運用ができるCMSなりアプリケーションなりを導入しても組織としての考え方を変更しない限りまくはいきませんよ、ってことです。ツールが悪いとかの問題じゃなくってマインドの問題。だから組織は社長の器以上に大きくならないのですよ。

結局はウェブサイトに賭ける愛でしょ

冒頭に戻りますが、SEO的なことはサイト運営者として最低限のことは知っておく必要があると思います。最近は業者もものすごく増えていますので偽情報とまではいかないでもちょっと古い情報だったり、(Google的に)ギリギリの手法を採択する会社も多くあるようですので情報取得は自己責任で行いましょう。検索してみたり、RSS登録してみたり、本を買ってみたりメールマガジンを購読してみたりセミナーに参加してみるなど継続して情報収取していきましょう。すべてはやる気、サイトにかける愛です。

ただ気をつけなければいけないのは前回も書きましたが
”上位表示されるためのコンテンツ作り”
ではなく
”良質なコンテンツを作れば結果として上位表示される”>
というのが王道だということです。

そして自分たちで汗をかかず、全て他人(外注)任せにしていては人に伝わるコンテンツは作れません。
良質(と表現される)コンテンツを作るために世の中のマーケットニーズを探るためにいま検索されているキーワードのトレンドを調べたりキーワードポートフォリオを作成したりするのだ、ということを忘れないようにしたほうがいいと思います。決してSEOを外部に丸投げして”結果がでない”と大騒ぎしないことです。

 

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