色々なところでインバウンドマーケティングが語られています。
いわゆるウェブ担当者でこのワードを聞いたことがない人は
いないのではないでしょうか。

インバウンドマーケティングは少し前のエントリーでも
書きましたようにここ20年くらいの
ウェブマーケティングの手法が複合的に組み重なった概念です。
そして重要なのはツールそのものではなく
インバウンドマーケティングを行うに至った時代背景を理解すること
インバウンドマーケティングを行うに際して
自分たちがユーザとどう向き合うのか
という視点を変化させていかなければならない

という事だと思います。

そして具体的に「知ってもらう」レイヤーの核は”コンテンツ”と”SEO”だと思います。
この2つを軸として

    ・どういうフォーマットでコンテンツを生成するのか
    ・どういう内容のコンテンツを
    ・どのくらいの頻度で生みだしていくのか
    ・コンテンツ制作を行うと同時に
    ・実施されるSEO対策はインハウスなのかアウトソースなのか

といったことが事前に検討されていくわけです。

そこでタイムリーなエントリーがありましたのでご紹介したいと思います。

何もせずに高額料金をふんだくる!? 詐欺SEO業者の手口
SEO業者を雇うべきか、インハウスSEOに徹するべきか

ぼくもも10年ほど前SEO会社に在籍していたのですが

    ・上位表示保証はできない
    ・胡散臭い業者は必ず存在する

は当時から全く何も変わっていません。

SEOの上位表示保証はできない

検索エンジンの技術自体が
ブラックボックスですので保証できるはずがないのです。
エンジニアサイドは複数サイトで複数の手法で差異分析を行ったり
その他考えられる手法を用いて検証しているのですが、
それでも完全な解析ができるはずもありません。

仮説>実験>効果検証を繰り返しているわけで
再現性の確立の問題になりますし、条件は各社、各ページで大きく変動します。
条件そのものが変数になっているわけですから
SEOによる上位表示保証はムリです。
よく言われるようにGoogle社のエンジニアでも保証することはムリです。

SEOサービス提供会社の戦略として

上位表示保証ではなく、成果報酬型で契約を提示することはできるでしょう。
よくあるパターンは一定の固定額(従来より少し低めの額)を頂戴したうえで
インセンティブ発生タイプの成果報酬型プランです。

しかしいつの日のランキングをもって成果報酬発生日とするのか。
を契約の段階できちんと明示しておかなければ
後々揉めることになるでしょうね。
日々刻々と検索エンジン側は変わっていくのですから。

ところで固定報酬がなく、成果報酬のみの契約だとしたら?
恐らくSEO会社は具体的なSEO作業には手をつけないでしょう。
せいぜいお茶を濁す程度のアドバイスを行って終了だと思います。

「上位表示に自信があるなら、成功報酬だけでもいいだろ?」

とよく言われましたが…。
発注者としてはまったく上手くない交渉のやり方ですよ。
営業担当としては「上位表示保証」は受注しやすいトークかもしれませんが。

胡散臭い業者は必ず存在する

これは何もSEO業界に限らずどの世界でも一定以上存在します。
発注元の知識が検索エンジンの動向についていけない
或いはそれだけを追うわけにはいかない状況下では
騙し騙されるのは常だとも言えるわけです。

またスパム・ブラックな行為も実際は
SEO対策としては紙一重だったりする面もあります。
どうしても特定のキーワードフレーズで上位1位になりたい
という想いもあるでしょう。
しかしリスクが大きいのですから
中小企業は絶対に手を出すべきではないと思います。

特に外部リンクを張り巡らせて上位表示を達成する類の手法を中心とする
リンクレンタルを中心としたSEO会社との付き合いはリスクが大きすぎると思います。

その他の手法についても
きちんとコンサルティングを行ってくれる会社の方が
手法をリスク分散できる、という側面があると思います。

中小企業は生き残るためにインバウンドマーケティングにシフトするのであり、
その為にSEOという作戦をとるわけです。
生き残りの作戦であるSEOでブラックな手法を用いて
万一検索インデックスから自社サイトが削除でもされる羽目になったら
とてつもないダメージになります。
 
リスクテイクを明確にすること
がSEOを行う中小企業がまず考えなければいけない点。
 
昨今はSEOだけをとっても非常に多くのサイトが入り乱れており、
どの情報が正しいのか判断がつかない状態に
陥っているのが正直なところだと思います。

内部の担当者はその真贋を見極める知識をもち
SEOの基本を守った良質なコンテンツを生成したうえで、
更新を繰り返していくのが、急がば回れなのかもしれませんね。

それに上記の2つを軸にリストアップしたSEO会社を分類してみるだけでも、
ずいぶんと絞り込みが出来ると思います。

SEOに関してはこの本を読み、後は情報をチェックしておくくらいで十分。基準に沿ったコーディングで中身のあるコンテンツを作ることで、結果としてナチュラルリンクを得る。1つの戦術に依存し過ぎるのは危険。

 

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