インバウンドマーケティング導入時には目標設定を行うと思います。
この時セールス目標、いわゆる売上高とか
申込件数とかと分けた
目標を設定しようと考えてはいけないと思います。

ソーシャルメディア上における拡散数であったり
PVやユニークユーザ数など
プロセス上の様々な指標を
ウォッチすることはとても大切なことで
各フェイズの目標数値と実数の乖離分析を行い
ウェブサイト改善やマーケティング施策を
改善していくことは重要です。
Growth Hackerという新しいタイプの
エンジニア職務も出てきているようです。

Webサービスの運営のために欠かせない新しい役割「Growth Hacker」とは?
でも述べられれている一文を引用します。

2. 追うべき的確な重要業績評価指標(KPI)の見きわめ
さらに旧来のマーケティング手法に比べると、実施した施策の効果が数値としてすぐに反映されるのが User Growth の特徴です。
だからこそ、何を重要業績指標(KPI)として注視していくかを見きわめ、的確に設定しておくことがことのほか重要です。

この何を重要業績指標とするのか、が最も重要でしょう。

例えばいくら情報を拡散していったところで、
業績に影響しないのであれば
経営者は即座に経営資源を
他のところに再配分してしまうかもしれません。
インバウンドマーケティングは
中長期にわたってLTVをもらたすとはいっても
数値目標設定がそもそも間違っていたとしたら
行動もおかしなものになりかねません。
その施策を調整したり、見直していくために
重要なのが予算目標値です。

財務がおこなう予算実績管理と理屈は同じ

企業には予算数字があります。
これは何のために存在しているのかといえば
予算(管理会計)を作成し毎月(毎期)の
実績との乖離を分析することで
事業の問題点を把握し
PDCAサイクルを回していくことにあります。

実務上の経理業務や予実管理は
「終わった過去と目標の照合」ですので
現実とはタイムラグが1ヶ月~2ヶ月くらい
間が空いてしまっています。
この時間軸を埋めるためにCRMシステムが導入されたり
様々なシステムが供給されています。
 

予算目標値がすべての起点

インバウンドマーケティングに限らずビジネスのすべては
この予実管理と同じ発想で
目標値(予算)と現実の差異を分析し
その乖離から
「これから何をしなければいけないのか」
を把握することが目的です。
ウェブでいうと限りなくジャストタイムで
データが動いているわけですから
データ変動をすぐに把握できるシステムが
整っているのが最も理想的なといえます。

ということで、インバウンドマーケティングにおける予算は
セールスと限りなく同等の指標を
プロセスの到達点に設定することが重要です。

その理由は事業を適正に評価し
意思決定に生かし未来を決定するためであり
そのサイクルの起点が予算目標値だという事です。
つまりPDCAサイクルをどんどん廻していくことが
マーケティングのタスクの一部であり
その起点となる予算目標値を
絶えず意識しているかどうかが問われます。
 
ウェブ担当者というとブログを更新したり、
メールに応対したり動画を撮影したり
パートナーと打ち合わせをしたり…
こうしたことが日常的には
重要なのは言うまでもありませんが
数字を意識していること、
その目標管理は何のためなのかということを
強く意識しているウェブ担当者は
より成功に近づけるはずです。
参考:KGIとかKSFとかKPI設定のこと:収益化を狙うために目標値を設定する

ウェブ担当者、マーケティング担当者は
今後会計リテラシーも身につけていくと
視野がより一層ひろがっていくかもしれませんね。


 

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