こちらの連載を最近きちんと読んでいるのですが、本日の内容は小規模企業、中堅企業にとって身に包まされる内容となっていると感じました。

経験値から導き出される示唆は傾聴すべきであるが、一部の企業のように、社長=CMOである場合を除けばやはりCEOとCMOはうまく役割分担しながら企業成長をリードすべきと考える

小中規模事業者にはまずCEOとCMOが存在しておらず、CEO=社長のケースが非常に多いため経験則で物事が決まっていくことが多いのです。マーケティングについては興味を示す経営者もいるものの、ユニークデータを社内で受け渡す仕組みそのものを構築することが人的パワーも問題や社内コンセンサスを得られない、システム投資的に難しい或いは業務設計自体を行うことができず、どう社内に落とし込んでいけばいいのか具体性が見えないといった実務が追い付かないケースがそもそも多いように思われます。
 

組織設計のスターティングポイント、最初の、そしてすべての基点となるのは何だろうか。
CMO機能/マーケティング組織といった“カタイ”テーマには奇異に聞こえるかもしれないが、
私は事業のビジョンであると考えている。

 
新規事業立ち上げや新サービスリリースを手掛けたことがある方なら、この課題にぶち当たったことがあるかもしれませんね。「この事業(サービス)を通して何の価値を提供するのか」という根源的な前提なくしてプランニングは作るコトができません。そしてなによりも小中規模事業者にとっての最大の課題は

さて、組織は設計しただけでは機能しない。特にマーケティング組織は、「人が」「決まった解のない問いに手探りで挑んで行く」ものだからだ。

何をさておきここに帰結してくる。つまり経営者が我慢できなくなり文中に書かれているように

分析や議論を重ねて導き出したマーケティング施策が、「うーん違う」と感覚で却下される。
あるいは、「ここの店頭はもう少しこうならないか」と細かすぎる言及、

これは組織規模は関係ないのかもしれない。しかし小規模企業はその一言が全てで事業全体が動いてしまう。こういう企業はプロセス数字、つまりKPIは重視することなく結果数字だけをみて精神論的に叱責が飛んでくるか、経験則から「ここをこうしてみよう」「気持ちの問題なんだ」という結論に落としどころを求められることが多いんですよ。

先ほどのSEOの基本的な本質は変わらないのエントリーでも言及したのですけれど、小規模事業者はその事業スタイルや経営戦略といったものを意識して日常の業務設計とマーケティング施策を決定し、実践していかなければいけない時期がついにやってきたのかもしれません。
>> 【インバウンドマーケティング】地方企業ほど取り組むべき戦略ではないか

自社の顧客の顧客がどこにいるのかを考えていけば、顧客の収益機会減は自社の収益機会減少に直結する。そして好む好まざるに関わらず地域人口はどんどん減少していく。年齢層もぐんぐん上昇していく。となると購買層そもものが減少していくのは明らかですよね。
 
そんな時代背景のなか、いままでと同じ商売のやり方であったり、ちょっとした小手先の変化だけで、新しいチャネルを構築することはとても難しい。地域には競合相手がいないと思っていたら実は世界のどこかしこが競合だったなんて話はよく聞く話。手遅れになる前になんとかしていきたい。

大手企業ではないからこそ、智慧を使わなければいけない。そしてそれは人でも限られているからこそ、戦略的であるべきだし効率的なものでなければ有限な時間を浪費してしまうだけになってしまうと思うんですけどねぇ。

 

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