アクセス解析を行って、課題に対して仮説を立てたり
インバウンドマーケティング戦略に取り組もうとすると
点の知識だけではなく広範囲な知識が求められることに気づく。
界隈の方々のブログエントリーやTwitterのTLを眺めていると
組織の大小はではなくて、その人自身が立脚している位置、
持っている視座が本当に重要だと最近感じています。
同時に同じ文字を読んでいても人によって受け止め方、解釈は十人十色なのだなとも。

そこで思うのが、知識を活かすのは智慧の目
智慧が湧かなければ創造的な企画も産まれてこない。
だからデータを情報に、情報を知識に、知識を智慧によって活かすという視点が
個人にとっても組織にとっても必要なのだろうと思います。
そして自分が日々鍛えているのはどの部分なのだろうか、と。

賢人は志を尚び、聖人は精進を貴ぶ(荘子)
という言葉の通り志を立てたのちに実現に向かって普段の精進を積み重ねていこう
と方々のエントリーなどを拝するにつれ思いを新たにします。
こうした事は思っても日々失念してしまうものですが
様々な形のメディアに触れることによって毎日思わせてもらえる環境というのは
改めてありがたいものだと思っています。

経営コンサルの流れ、というか事業開発委託を受けるとき

前置きが例によって長くなりましたが2013年となり不惑を迎えてツラツラ振り返ると
過去10年強、会社経営というものに携わらせていただく機会を頂戴しました。
そこには小さな成功もあれば小さな失敗も、大失敗もありました。
比率で言うと失敗の方が多いと思います。
ただすべてはこれからの因となり縁となり現在があるに繋がるわけで
人生は前を向いてしか歩けない訳で振り返っては前を歩けない。
しかし学ぶことは過去からしかできない。
ということで(相変わらず前置きが長いのですが)自分の仕事のやり方の一部を
流れに沿って棚卸ししてみたいと思います。

それが冒頭の

”アクセス解析を行って、課題に対して仮説を立てたり
インバウンドマーケティング戦略に取り組もうとすると
実は点の知識だけではなく広範囲な知識が求められる”

ということに繋がっていくと思ったからです。

どんな流れで事業開発を担当したのかを振り返る

過去に幾社のコンサルティングというか事業開発、新規事業企画に携わる機会がありました。
そこでの自分の思考と行動を紐解いてみると以下のようになります。
(※自社内での新規事業開発は手法が違うので今回は除外)

1.現状の把握と分析
2.分析から仮説を想起する
3.数字情報以外の資産の洗い出し(正負含めて)
4.取り組むべき優先順位付け
5.実現するための組織体制と仕組みの可視化
6.経営者に判断を行ってもらうためのミーティング
7.Goサインがでた部分の実行
8.DailyもしくはWeekly単位での検証と修正

企業の状況は
・組織規模は10人前後~500人くらい

が多く、依頼された時の状況は大体4種に分類。

1)売上が下がり始めて何か手を打ちたいが社内に人手が不足している
2)キャッシュが不味くなって本当に手を打たないと厳しい状況
3)新規事業として立ち上げるサービスがあるが第三者の視点が欲しい
4)属人的な決断ではなく、仕組みで回る組織として会社を経営したい

共通しているのは大手企業と異なり予算的には(ほぼ)キャッシュを動かすことはなく

・最低限の投資程度で最大限の効果を得たい
・効果がでる(キャッシュインが見込める)ならは随時投資をする

ということが経営者の脳裏にはあるということ。
無い袖は本当に振れないのだし、中小企業が運転資金を投資資金に回してしまったら
些細な事がきっかけで忽ち苦境に陥ってしまいます。
となると答えは自ずとでてきます。

企業がいま保有している資産をフルに活かして
キャッシュをひねり出す仕組みづくりをやらなければならない

という事が最大のというか唯一の目標にしてミッションにです。
ちなみに目的は
”会社が存続すること”だったり
”新規事業によりポートフォリオ比率を改善する”
”組織内の足腰を強くする”
だったりと様々。
要するに苦しいところを何とか打破したいという思惑ですね。
(売上が傾いてきてマズイので何とかなるために相談したい、が本音です)

PDCAを行う前に、環境を理解する

ミッションに取り組む前段階に、相互認識をしなければいけないポイントがあります。

こうした依頼を頂戴する場合、企業は創業されてから何年か経過していることが多いので
市場からは良かれ悪しかれそれなりのパーセプションがあります。
まずこの大前提に立ちます。
その次にあらゆるサービスは顧客から何かしらの「価値」を期待されているからこそ
「あなたの会社に依頼をする=売上が立っている」という仮説を基にミーティングを行います。

つまり売上とは市場からの評価である、という視点での議論を行う訳です。

そうすると(ここで仮説を立てるのですが)
売上が減少するという事は

1.顧客が期待している「価値」を「サービス」が満たしていないのか
2.サービスを提供運用する「人・組織」の何かしらの不足により「価値」を満たすことができていないのか
3.市場が何かしらの要因により急速に冷え込んでいるのか

など減少に結びついているであろう条件を洗い出し
その因果関係を理解し整理した上で
組織改善の方向性について「こっちの方向ですよね」というコンセンサスを得ておく作業が必要になります。
できればこの段階で社内のキーマンの人たちともミーティングを重ねていることが好ましいです。
つまり企業の置かれている背景を理解を深めていく必要があるということでしょうか。
この話について共有化されたところで、やっとPDCAのPの前の作業の一部に着手することができるようになります。

ここまでのとりまとめと次回に続く

自分の仕事を振り返ってみると案外細かくチマチマと作業を繰り返し積み重ね
時には人に失礼なことを質問したりして動いてきたのだなぁと思うことが多い。
それでも手段が目的化することは少なかったと思うところもありますし

・PDCAのPlanの前にやることは多い
・プランニングを行う前に情報収集がある
・情報を基に智慧をフルに動員してプランニングをする
・知識はプランニングのために使う
・情報と知識と智慧は組織を動かすために使われる

という基本的な事は外さないで取り組んできたつもりです。
そうしたことを改めて書き出し、随時更新を行っていきたいと思います。
それは企業経営を取り巻く背景と数字データと情報を知り(インプット)
そこを読み解き戦略を立案し、各分野の戦術を具体的に起こし(アウトプットの前段階)
頭で認識したことを言語化し、表現化し、文章図式化し(アウトプット)
そして実行ししていくスキル(事業推進力)とは何なのかということを
ここからの10年で自分の中で体系化してみたいという欲求が起きてきているからだと思います。

ちょうど今月から新しい動きの話が出てきています。
それは自分が地方在住ということもあって、Face to Faceのコミュニケーションが
なかなか難しいために文で意図を伝えなければならない
具体的な業務もお互いに見えにくい
という今まで経験したことがない環境の中で
自分がどのくらいの力を発揮できるのかということを見定める機会でもあると思っています。

地方と首都圏を行き来しながら、どうやってビジネスを進めていき
尚且つ地元にも還元できる仕組みをつくり
地域経済活性化を成し遂げたいというのは
ここ数年来の目標だから、とてもいい機会を頂戴していると感じています。

大事は小事の積み重ねということで、準備は行動に向けての行動であり
結果に対する言い訳を消していくという作業でもあると思います。
全然道半ばであることは確かだし、まだまだ各分野の知識も経験も足りません。
それでも過去の自分のやり方が今の自分を形成していることは確かで
アクセス解析やインバウンドマーケティング、つまりこれから事業を立ち上げていくにあたって
きっとどの会社にとっても必要不可欠になってくるデジタルマーケティングに取り組もうと
考えた時にはこうした広く浅い知識が役に立つこともあるのではないか、と思っています。
(僕は広告業界出身ではないのですが、デジタルマーケティングとは何かの考えは凄く納得できました)

例によって長々となりそうなので以降については
上記の(1)~(8)にそってできる限りエントリーを続けていこうと思います。
ちなみに特徴は広く浅いポリパレント性と帳尻合わせですので
本格的な経営コンサルタントのような内容にはならないと思いますので
ご了承ください。


 

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