土曜日の勉強会のスライドをアップ致しました。
当日は本当にいろんなことを盛り込みすぎてしまった反省があるのですが、
言いたかったのは“ウェブ担当者”は大きな期待をされているってこと。

大きな企業ならCMOとか部門長とかグループ長とか
ポジションも様々だと思うのですが、
小さな会社だと色んな業務を兼任したうえでの担当者
というのが想像がつくわけです。
 
その場合やらなければいけないことは、
上司や周囲を説得し、
実践すべき計画と成果を測定する手法を身につけて
組織全体の意識を変化させて行動を起こし、
実現した結果を分析して社内に周知し、
更にアイディア(仮説)を募っていくことです。
その際に、自身の能力と知識と姿勢がはっきり示されるし
「何と何を組み合わせて」戦術を構築し実行推進していくのか、
という点においてリーダーシップが必要になるということです。

その情報は誰が欲しいのか

マーケティング職を明確に経験していないぼくがいうのもおかしな話だけれど、
例えば営業担当者は顧客の期待に応え(この時点でニーズが顕在化している)
サービスを提供するわけで、
これに対してマーケティング担当者は
顧客が何を求めているのかを見つけて回答し、
その一連の実践によって組織に影響を与えて
サービスを改善したり
生産に結び付けていくことに醍醐味があるんじゃないかと思う。
 
それぞれスキルとして重なる領域もあるとは思うんだけれど。
で、日常的に期待される第一歩として
「集客」がありますが「販売促進」に特化し過ぎて
情報を洪水のように垂れ流すことに縛られている
気がするんです。

情報が多くなっても、1人当たりの情報消費量は大きく変化しないけど、
情報を発信するために業務上使用されるツールは
大きく変わってきていて
この辺は昔のFNX→メール→ブログ→twitter→fb
という情報拡散ツールの流行に顕著だと思います。

FNXの時代には「送信不要」と書かれて返信があったわけです(でなきゃ送り続けられる。)
でもフィルタリングがお手軽になった現在は
気づかれないうちに拒否されているのでしょう。
またメアドを預かること自体が高い壁になりつつありますよね。
セミナーとかに参加すると何のために
性別や誕生日を記入しなきゃいけないんだろう?と思うこともあります。
 
SEOのみだと競合が多すぎて、リスティングだと運用が複雑になります。
一斉メール配信だとスパム扱いされるから、
それぞれを並行してやりつつも、
その場からどう脱出していくのか
今後のテーマだというところが根っこにある訳です。(ちなみに自分もいま悩み中)

話がそれちゃいましたが、とにかく
ウェブ担当者は集客を期待されているのではなくて収益を上げていくこと
を経営者から期待されています。
 

ウェブ担当者は組織の情報中継地

ウェブ担当者の手元には自社のあらゆるビジネスの要素が集約されてきます。
サービス、戦略、人、方針、物流、受発注、ウェブ周りの知識、センス…。
それはお客様と直接画面を通して
相対するからこその必然性だと思うんですよね。
 
組織の様々な要素が集約されているのがマーケティングであり、
特に顧客と直接的に接する人の場合は、
機能として接しているだけじゃなく、
方針或いは価値観のもとに顧客と接することによって、顧客の視線を浴びています。
ですからその態勢を整えることは
組織が産み出すべき基本的な行動であると思うのです。
素晴らしいサービス、イノベーションだからといって
ウェブ上で拡散して黙っていても売れる
と思い込まないことが大切。
 
ウェブ担当者がSEOのことや、技術的なことに関心がいくのは当然ですが、
それ以外にも営業の事とかマーケティングのこと、
そしてその根っことなる自分たちの価値観、
企業理念、コア・バリューをどのように具現化して共有し、企業文化をつくっていくのか。
こうした経営フェーズのことについても
興味関心をもつことがいいんじゃないかな、という事でした。
 
いい言葉、耳触りのいい言葉を人はいうものです。
顧客志向とか、お客様のために、とか、経営者は特にこういうことを言います。
でも課題はそれを実現できているのか、
実現するために何を選択して何を捨てる(後にする)という選択
計画を立てているのか、その上で経営資源を集中しているのか
ということです。
 

目標があるから、逆算できる

理想は一足とびには実現できないもの。
この理想と現実を埋めていくのが経営です。
日常のタスクです。毎日の行動なんです。
こういうことを理解して、日々の業務に関わっていくと、
何だか胸の中でモヤモヤしていたものが徐々に明らかになってきて、
そこを解決するための行動が出来るようになります。
同じものをみていても、
知っているのと知らないでみているのでは、
感じるものがまったく違います。
 
結果として自分の働きやすい環境をつくっていくことにもなる。
仕事のなかで楽しさを感じていくことにも
繋がっていくんじゃないのかなと思うんですよね。

にも関わらず
実行するときに「~べき」という会話を繰り返していては何も進まなくなる
と思うんです。この辺りの社内の
人の心を掴むということが上手な人がいい仕事が出来る
だと思いますし、前進している会社は
社内での目線がしっかり合っています。
 

依存度が高い領域には注意する

あとはGoogleの検索結果に依存し過ぎるのは
経営者としては危険だと思うはずだから
依存率を下げていくにはどうしたらいいかってことを考えていくといいかも。
Googleに限らず依存率、占有率が高いのは考え物です。
売上高において1社からの比率が
30%を超えていたら何とかしないと
ってのは中小企業なら普通に考え始めることですからね。

(参考)
ちなみに総務省が発表している平成24年通信利用動向調査
企業のホームページの目的の項目を見てみると全体の集約では

  • 「会社案内、人材募集」(88.3%)が1位
  • 2位は「商品や催物の紹介、宣伝」(70.6%)
  • 3位は「定期的な情報の提供」(42.7%)
  • となっています。
    ソーシャルメディアサービスの活用目的・用途なども集計されています
    。csvでダウンロードできて、
    なかなか興味深いデータが掲載されています。


     

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