少し前からウェブ解析のベースとなる指標について書いていましたが
ちょっと間が空いたすきにGoogleアナリティクスが大きく変化しました。
Google アナリティクス サミットで発表された新しい製品と機能 まとめ

またYahoo!JAPANもリアルタイムアクセス解析ツール「Yahoo!アクセス解析」とタグマネジメントサービス「Yahoo!タグマネージャー」の提供を10月30日から開始するそうです。
 ・Yahoo!アクセス解析およびYahoo!タグマネージャー提供開始のお知らせ

関係者は色々ツールの操作にも慣れなきゃいけませんし年末に向けて何かと知識取得にも時間を割く必要がありますね。

案外みんな思い違いしている

 
ところでウェブ解析について聞かれる際に案外混同されている事があります。それは

  • ウェブ解析を学ぶと、解析ツールが使えるようになる

ということ。これからウェブ解析士の資格取得を考えている方には、ぜひ最初に理解しておいて頂きたいのですが、これまったく別物ですから。初級・上級の講座の中でツールの操作方法を学ぶことは皆無です。
 

ウェブ解析レポートを作成する際にオリジナルのレポートを作りたいとしますよね。作業的には以下のようになります(ex.GAの場合)

1)Googleアナリティクスにログイン
2)参照したいレポートを確認
3)アドバンスセグメントやカスタマイズを利用して参照したいデータビューを作成
4)表示されたレポートをcsv等の形式でダウンロード
5)ダウンロードしたcsv等のファイルデータをいじってExcel等でレポート化
6)レポートを見ながらコメント等の記述を行い仮説立案を行う

ここからはニーズ次第ですが

7)仮説実行の場合、各数値がどのくらい変化するのか
8)数値変化によってコンバージョンにどのくらいの影響を与えるのか

といったところまで踏み込んで行うこともあります。
 
物凄く大雑把ですが、とりあえずGAのアドバンスセグメントやExcelの加工ができないといけないということが伝わりますでしょうか。その上で仮説立案し、その実行時にどの位の変化が起きるのかまで考察する必要があります。
 
期待値によっては、実行にどの位投資が必要になり、ROIやCPAはどう変わるのかということを考察(提案)することも必要です。

ウェブ解析を学ぶこと=解析ツールが使えるようになる

ではありませんので、ウェブ解析士の勉強をしつつツールの使い方も常に学び追いかけていく必要があります。さらに言えばビジネスが理解できるようになる訳でもありません。

魔法じゃないんだから

 
ウェブ解析という言葉の浸透や、アクセス解析イニシアチブを初めとした方々や先達のみなさんのご活動のおかげでウェブサイト構築を行った後は、きちんとアクセス解析を行って効果検証をしようという意識もチラホラとでてきたようです。(といっても地方や中小ではまだまだですが)

アクセス解析に関して相談されるのはウェブサイト構築を担当する制作会社さんが多いですよね。ウェブサイトを構築しっぱなしにしないためにも、ディレクターの方々はウェブ解析について、或いはそこから改善に結び付けていくこと、更に解析ツールの使い方や、タグコード管理は一通り知っておいて損はないと思います。というより、その知識をベースに月次運用を提案してもらいたいです。
 
月次運用に関する提案項目で「アクセス解析」と入っていても中身を聞くとPVや訪問数、参照元を報告するって程度の事が多いんですよね。(最近もあった。)そういう項目を明記しておくだけで、どうしてお金が貰えると考えているのかいまいち理解できないです。
 
解析して、改善案を作り、改善実務を担うことでお客さんは収益をあげることができるから感謝されるんです。そしてその部分を自分たちが担うからこそ、自社も収益を上げる機会を継続させることができるのだと思うのです。

こうした点で脳に汗をかくことは決して悪いことじゃないと思うんですが。更にいえば自社内にコンテンツ制作のノウハウも蓄積されていくと思うんだけどなぁ。価値観が違うといってしまえば、そこまで。
 

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします