「悩みなさそうでいいね」と言われることがある
どうしてだろう?とふと考えてちょっと思い当たることがあった。いまぼくはフリーランス、つまり個人事業主としてお仕事をさせていただいている。それは、ある意味「できて当たり前」と思われることでもあり「できるだろうから依頼している」という大前提があるからこそ成り立っているわけで。
その分背伸びはしないし、できないことはできない、と言うようにしている。必要以上に大きくみせることが、結局は自分に跳ね返ってくることも理解しているつもり。
不安や悩みを払拭するには結局のところ毎日の積み重ねが必要になる。積み重ねが自信をつくることにもなるし、安心を産むことにもなる。
「いったい何を積み重ねるのか」といえば「今日としっかり向き合う」ということに尽きる。

By: Justin Doub – CC BY 2.0
とはいえ近視眼的に「いまを見ている」というわけでもない。登るべき山の高さをなんとはなしに見上げ、その距離を推し量ったうえで「今日としっかり向き合う」こと。そして、その行動が未来に繋がることも知っている。
CEOは明後日をみる。
COOは今日と明日をみる。
という例えを10年位前にぼくは使ったことがあるけれど、フリーランスという立場でお仕事に関わらさせていただくと、この複眼が必要になる。 それは自分にとっても、他のぼくの好きな誰かにとっても。
複眼が必要になるからこそ「準備を怠りなく」という心配りをしなければならないし不安や悩みがあれば、可能な限り早めに手をうつことを考え行動に移していく、ときには移さないという判断も必要になる。
もしかするとその結果が「悩みなさそうでいいね」という風に見られているのかもしれない。
そう考えると悩みだとか不安、あるいは焦燥が自分を動かしている原動力になっているのかもしれないなぁ。だとすると、自分を動かしている本質的なものはあまり昔と変わっていないや。
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