お中元とかお歳暮ってやります?
ぼくは実は10年位前からごくごく親しい人、日頃お世話になっている中でも
とくに感謝しなきゃいけないな、と強く感じる関係の方々には
お中元とお歳暮を贈るようになりました。
「この方には何を贈ろう」
「この時期にはこれが良いかな」
と考えているのは案外楽しいんですよね。

By: Pieterjan Vandaele – CC BY 2.0
かつての僕はそう思っていました。
当時所属していた会社でも「中元歳暮禁止」でしたし。
いわゆる上司関係ってやつとも所属企業では無縁でした。
よく見かける「部下が上司にせっせと贈る」
という習慣とも縁遠い生活でしたねー。
あとはほら、過去からの習慣を否定することが、
いかにも自分のアイデンティティだと思い込む時期ってありますよね。
それが、10年とちょっと前。確か2001年くらいの話。
金品贈与とか習慣だから、という理由ではなくて、
1年を通してお世話になっている方に、感謝の気持ちを込めて
「盆と暮れに感謝の意を込めた贈り物を贈ることは
君自身にとって無駄ではないぞ」
「何より贈り物を考えているときに、
その人達にどれほど世話になっているか
を改めて思い起こすきっかけになるだろう」
といったような話を当時お世話になっていた方から話をされて
「なるほど」と感じ入ったことがありました。
その頃のぼくは物凄い慳貪で、とても攻撃的だったんだけど、
なぜかその話はスッと胸に入ってきたのです。
それ以来仕事関係は全然抜きに、
感謝を伝えたい方々にはお中元とお歳暮をお贈りするようになりました。
反面仕事関係で、会社名や役職名で贈答を行ったことはないんですよね。
これは多分今後もやらないんだろうなぁ。
まぁ、贈りたい人にだけ贈っているってことですかね。
#その事をぼくにアドバイスしていただいた方は、その後亡くなられました。
お中元・お歳暮を贈る時期になるとその方のことも思い出します。
思い出した時が供養だという話も思い出したりしています。
東京から石川県に住居を移してからは
極力地元産のものを贈るように心がけています。
今年もそんな時期ですね。
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