対談・鼎談、座談会のブログエントリーサイトを始めようと思います。
voice-talk.jp – 未来への選択 –
きっかけというか背景
そもそも2002年くらいから事業推進を行っていく中で、情報発信のコンテンツの1つとしてウェブサイトには対談を盛り込むことが、ぼくのスタンダードな手法だった。その流れで面白くできたのは「リレーコラム」形式のブログかな。
リレーコラム-組織人事戦略研究会
対談・鼎談って一番入れやすいコンテンツなんですよね。
人と話すとみなさん様々な局面で決断や判断をされているのですが、ぼくはその決断の1、2歩手前の「その判断を行うに至った経験」を聴くのが好きで。それはぼくが対談コンテンツをいつも導入しようとする理由の1つでもあります。
「そういう風に考えることができるようになったのは、どういう経験があったからですか?」
というのはキャリアカウンセリングを行っていた時もよく聞いていた質問。
そこをきっかけに過去の経験を手繰り寄せていくと、現在のその人を形成しているターニングポイントや思考の軌跡の一部を知ることができて。まさに過去は現在に繋がり、現在が未来につながっていくことをとても実感できるんです。
本を読むこと、セミナーに参加すること。これも大事ですけれど、聞き手の方も、その擬似体験をきっかけに深く思考することが大事だと思うのです。
そんな背景があって、結構前にドメインだけはとったのですがしばらく放置していました。
直接的なきっかけ
その後、数ヶ月が過ぎていくなかで、2冊の本を読んで。
1冊目はノンフィクション作家の高野秀行氏と
探検家角幡唯介氏の対談本
・地図のない場所で眠りたい
1冊は楠木建氏による14人の経営者との「好き嫌い」についての対話を収録した
・「好き嫌い」と経営
この2冊を読んでいて「対談」ってやっぱり面白いなぁと。
それと、ぼくはこうのたけしさんが運営していたtalking.jpがとても好きだったんですよね。残念ながら更新はずっと停止なのですが、個人で「対談ブログ」を立ち上げるってのがすげー面白くて。
そこで、ふと気づいたのが大西信弥さんと一緒に様々な人とお会いして色々対談や鼎談したら、とても興味深いものになるんじゃないかって。
大西さんはいわゆるビジネスの成長過程やビジネスそのものにはあまり興味がない人なんじゃないか、とぼくは考えている。
いや、興味がないというと語弊があるな。人>ビジネス、という「視座」を立脚点として人となりや、どういう思い・志を持っているのかという「視点」でその人との時間を共有しご自身の経験から成り立ってくいる「価値観」に触れた時
志を持ちひたむきに努力する人を支援する男
(http://shishinkai.org/ より)
に大西さんは変身するんじゃないかと。
まぁ大西さんとの周囲には本当に多士済々な人が集まっていて。皆さん「自分たちの思い」を「本当に」実現しようとして行動されている方が多いんですよね。世代的にも40-50代が多いので、どういう経験をされてそれが今の自分にどう還元されて。どんな知識を身につけているのか、とか知りたい。
その方々の「今に至る背景」だとか「決断の一歩手前」を聞いて、まとめた文章として残していくことは、とても有意義なものになるんじゃないかって。ビジネス寄りの対談だけにはならないんじゃないか、という予感フラグが立っています。それにお聞きしたことも、数年後にアップデート対談してもいいですよね。
もちろん大西さんと繋がっている人だけじゃなくて、ぼく個人が知り合ってきた人や、これから知り合っていく人たちとも色々話をして、記録に起こしてアーカイブ化していきたい考えています。で、そんな話を大西さんに相談して
「ご一緒してみませんか?」(現実はぼくが乗っかる感じなんだけれど)というお誘いにご快諾を頂きました。
運営の方針
対談・鼎談を行う以上、せっかくなので全文掲載を大前提にします。前職でも幾度か対談を行ってきたのですけれど、大概修正が入るんですよね。文脈の前後を切って欲しいとか言い方を差し替えて欲しいとか。採用コンテンツの1つとしての利用なので、印象操作が入る。
ぼく自身も自社の採用広告の取材を受けた時には、背伸びした内容を答えちゃうし、テキストの修正を好印象になるように変更したりしました。
夢を語る、といえば聞こえはいいのだけど、現実も伝えないとギャップしか産まない。夢を聞いただけじゃ、現実との乖離を目の前にしたときに壊れちゃうこともあるんです。だったらはじめから正直に掲載して、剥きだしの姿で掲載したいと考えています。(語尾とか言い回しは修正する予定です)
ということでwordpressを設定して。コンテンツはまだ何にもないのですが、「この方に!」という方は既に候補者が何人かいらっしゃいます。ただ日程が9月とかになっちゃうので、少し先になるのですが。月1名のアップを自らには課して行きたいと考えているのですが、ぼくの居住地の課題もあるし、これ自体が仕事というわけではないので、まずはほどほどのそれなりに頑張っていくつもりです。
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