サイボウズ、離職防止の切り札は「出戻り歓迎」

 優秀な人材の流出に悩むIT(情報技術)業界にあって、
ソフトウエア開発のサイボウズは離職率を大きく下げることに成功した。
決め手は会社を去っても門を開いて待っている制度の導入だ。
辞める人が増えそうな制度だが、実際は社員の定着につながった。
あえて辞めやすい仕組みを設ける経営判断はどこから生まれたのか。

出戻りを受け入れる企業ってのは別にいまさら珍しくなくて
過去からずっとあったわけです。
人材業界界隈では出戻りを受け入れる企業風土がある
会社のことをそれとなく評価する風潮もありましたしね。
いまは知らないけれどかつてのジョンソン・エンド・ジョンソンなんかも
積極的に出戻りや、一旦家庭に入られた
女性社員の復帰を積極的に受け入れてきた記憶があります。
 
最近この手の人事施策が取り上げられるのは
労働人口が減っていくことに対する危機感と
いい会社に対する定義がちょっと変化してきたんだと思います。
 

現実として企業総数が増加して
労働人口は減少していくのだから
企業間の人の奪い合いが激しくなるわけです。
 
そうすると入の母集団を増加させりよりも
まずは出を制する必要があるわけで。
具体的に言えば
離職率を下げる
企業文化を理解している人に
戻ってきてもらえる仕組みを作る
ということがまず経営陣と人事部門がやるべきこと。
 
その施策を成功させるには単に
「受け入れますよ」ってアピールするだけじゃなくて
今までの企業文化を変えなきゃいけない。
つまり何かしらを変化させなきゃいけないんですよね。
そして変化するということは、
それに適応しない(したくない)人もでるわけで。
ゆえに選択と集中は難しいって話になるんですが
近視眼的にいえば
「いまやらなくてもいいんじゃないの」
って話になりがちですよね。

「いまやらなくてもいいんじゃない」
かもしれませんが、先々に重要になるのだから
「目の前に問題が出た」時に慌てなくても済むように
「予め思考し議論する」仕組みを作り上げる
ことが戦略だと思うんです。
明日への布石だと思うんですよね。

そのことを考えると採用だとか
事業の打ち出しなんかも
何かを変わっていきますよねぇ

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします