平成27年の新春を寿ぎ謹んでお喜び申し上げます。
旧年中には皆様に多大なるご支持とご支援を頂戴いたしましたこと深く深く感謝しております。
今年のテーマ
昨日まで「今年はなにをやったかなぁ」と考えていたのに
一夜があけると「今年はなにをしようかなぁ」と考えるあたりが小市民っぽいなと思います。
で、今朝から手帳をみながら今年のテーマを考えていたのですが”裾野を広げることをより一層意識していく”ということを現時点では考えています。
裾野を広げる
ちょっと抽象的な言葉っぽくて。といってキーワードっぽくもないので思考の流れを記録しておきたいと思いエントリーをすることにしました。
富士をはじめとした山を仰ぐとわかるように裾野が高さを生み出します。裾野とは自分の土台であり背骨だと理解しています。高さとは見識であり心の持ちようの高さです。

By: hoge asdf
裾野を広げることで高さは変化します。高くなることによって物事を高い見地から見つめることができます。目先の結果を小さく求めたら裾野は狭くなっていきます。そこに高さは生じません。
闇雲に動くのではなく
裾野を広げるのは地道な作業です。期待している成果につながらず求めるほどに一時は遠くなってしまうこともあります。試行錯誤しているなかで「自分で自分を不安」におもうときもある。完成したことがイメージできないとやっていることを無駄に思うときもある。でもそんな中、突然(のように思うけど)素晴らしい結果がではじめる。
行動の指針として
じゃあ無闇に努力だけをすれば必ず結果がでるのか、といえば残念ながらそうではないことをぼくたちは知っています。その歩みの中で重要になってくるのが依法不依人、依義不依語、依智不依識、了義経不依不了義経という考え方になるんじゃないかと、たまたま読んでいた本にでてきたフレーズをみて、ピンときました。(熟語っぽくて覚えられるかは不安)。この言葉は涅槃経の四依品に掲載されている末法に正しく依るべき4つの法義だそうです。
こんな風に解釈してみました。
依法不依人:物事を冷静に判断する
人物に頼って、人物を盲信してはならない。
依義不依語:一貫した意義を掴み取る
枝葉末節の文字や語句に捕らわれてはならない。意味に依拠して、文辞に依拠しない
依智不依識:智慧を磨く
論旨や見識に惑わされてはならない
了義経不依不了義経:真理に依る
一貫して徹底される真理に依ること。上辺の甘言美辞麗句に依ってはならない。
なんかちょっとすごそうですし、それこそ月々日々に戸惑いと迷いばかりなのですが後日読み返すためにも年始のエントリーを意味と意義あるものにしておこうと考えています。
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