バタバタしているうちに3月が終了した。カレンダーをみながら4月の行動予定を埋めているのだけれど、この分だと4月もあっという間に終わってしまいそうな予感がする。1月から3月を四半期と捉えると、なにも生産できていない割には、投資(という名の消費)は結構してきたのかなぁと思う。
いろいろevernoteにメモってあるんだけど、どういうシチュエーションでメモったのか、何をよんでコピペしてメモにしているのかをメモしていないのでよくわかんなくなってきた。何かの参考になるのかどうかわからないけど、3月のメモとして貼っておこう。

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自分たちが売りたい、伝えなきゃ!ってタイミングと、想定する見込顧客が購買する(できる)タイミングが一致する事はなかなかない。その間隔=リードタイム。初回から受注にいたるタイムラグで忘れ去られないために何を提供できるか、ってのは蓄積した資産勝負。それができるかできないかは組織力。
これは多分、「一人の営業担当者が、すべての見込み顧客をフォローしつづけるのは難しいよね」って話になったときに、インサイドセールスという役割について話をしていた時にメモったような気がする。
BtoBなのになんのためにツイッターやFacebookをやるの?とたまに聞かれます。
そういうときの回答はだいたい「忘れられないようにするため」に「接触回数をおおくとっておきたいから」と答えています。
BtoBのばあいは、ジャストのタイミングでサービスをさがすより、計画のなかで「こういうサービスないかな」「いま利用しているサービスの類似がないかな」とプロダクトをさがしている人も多いと思うんですよね。
すると、最初にサイトを訪問したときにとりあえず問合せをする という行動がおきる確率よりも
まずはメルマガを購読してみる アドレスをあずけるとセールスされそうなので、ブックマークをしてみる ソーシャルアカウントで情報発信していればフォローしてみる そっと離脱して、再訪問しない というようにいくつかのケースを想像することができます。その情報流通のひとつにソーシャルアカウントをぼくは想定しています。
前のメモに連動して書いているんだろうけれど、その時に読んだ本かブログに関連することが書かれていて、読みながらメモったような気もする。

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やりとりをしているなかで、視点・視野・視座を使い分けることがあるんだけど、視座ってなに?と聞かれたことがあって、マイナーな言葉なのかなぁと思ったので備忘録。視点は「どこを見ているか」視野は「見ている範囲」視座は「見ている場所(ポジション)」。
これはさっぱり覚えていない。
鍵山さんが草むしりで、考えながらやる人と、考えないでやる人は大いに違うと仰っていたけど何でもそうだよね。脊髄反射できるのは積み重ねがあってのことなんだから。
ミーティングに臨む前に定量的な情報は共有しておいて、対する施策を考えたうえで参加するほうが、結果的には生産性や回答の質があがるよなぁーと思っていたときに、voice-talkをよみなおしたタイミングが重なって、書いたことですね、たぶん。voice-talkは人脈の可視化と同時にいろんなエピソードを聞けて面白かったなぁ。いつか復活させたい。

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鶏卵の話しでしかないけどメモ。収入がすくないから、サービスを向上させることに投資しない(できない)。逆に言えばサービスレベルが低いから、高付加価値による収入を得ることができない。ゆえに顧客はリピートしないし、そもそもリピートしてもらうための初回訪問の機会もすくない。で、口コミもおきないし、あったとしてもよくない結果になる。よい評判が起きないから、収入が増える要素もなくなっていく。そしてテコ入れのための投資をしない(できない)。やろうとするのは属人的な時間消費に依存した施策に限られてしまう。こうなると打つ手すべてが悪手になりかねない。つまり負のスパイラルに入っている。…って書いていて暗くなってきた´д` ;
えっと。まずはこうしたことが循環的なものだということを、認識して何から改善に手をつけるか、それにはどうするか、金銭的な投資はどこか幾ら出来るか出来ないかをきちんと決めないと、たんに働くばかりで、消耗戦になるばかりだと思うんだよね。この現状をまねいた根源は哲学がないから。このスパイラルに陥った組織が打つのは大概、まずは顧客を捕まえるための量をおいかける戦術、つまり数うちになる。
かみ砕くと、ヒットが欲しいから、アレコレ打つ手を増やそうとするんだけど、リソースが少ないから現有戦力に負担を強いる。だけど少数に負荷を広くかけるから、消耗するが早いか、結果が出るが早いか、という風になりかねない。
シチュエーションもメモっておかないと意味がなくなるなぁ。
年度末になるといろんな方がポエムを書いていて、とても楽しく、刺激をもらいつつ読んでいます。かといって自分がそういうことを書くわけではないのだけれど、日々のメモは思考の軌跡でもあるわけで。メモを残しておくことは自分にとっては有益だなぁと改めて感じました。
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