事業立ち上げで気に掛ける10のこと

プロフィールにちょこっと書いてあるのですがずっとベンチャー界隈で生きてきて「どういう事業がいいのですか?」的なこともちょこちょこ聞かれていたこともありまして

その上で最近また新規事業のことを考え始めているので事業を立ち上げるときに気をつけていることを書き出してみました。
※ちなみに僕はエンジニアでもないしネット業界の人でもないので、レバレッジを利かせていくようなビジネスの人とは異なる考えだと思うので、餅は餅屋に聞いてみてくださいな。

    1.初期投資を極力抑えていく
    2.在庫を抱えるビジネスはやらない
    3.自分たちが出来ることか始める
    4.自分たちに強みがあり、他社に差別化が出来る
    5.マニュアル化ができ、仕組み化できるビジネスになる
    6.月間売上をスタートから6か月以内で上げる
    7.できればチャリンチャリンビジネスになること
    8.マーケットの広がりが想定できると同時に、顕在化したニーズがある
    9.既に類似サービスがあるが、爆発的な広がりはしていない
    10.世の中に必要とされているサービスであること

 

初期投資を極力抑えていく

僕はサービス業界出身なので開発費や初期投資があまり不要なことをやり続けてきました。ですから最初に開発費にお金がかかるものは思考から削除されていきます。そりゃ外注化できるでしょうが「お金があればなぁ~」と考えた時点で資金調達が必要になりますのでそういう類のビジネスはなしって考えています。もちろん仲間にエンジニアの方が加わったりすればまた異なるのでしょうが今手元にあるものから何ができるのか?を探しているという言い方がしっくりくるかもしれません。

在庫を抱えるビジネスはやらない

上記に近い同じ理由なのですがパッケージ販売やプロダクト販売を経験してきていないので事業計画や予測値が立ちにくいのです。これは僕の仲間内も同じです。そういう理由から初期投資も及び腰になります。ビジネスはギャンブルではないと思っているのでまったくの異分野には手を出しにくいです。

自分たちに強みがあり、差別化が出来る

サービス業ですから、自分たちに関連ある分野で勝負に行きます。その上で同業他社といかに差別化していくか、ということに智慧を四六時中絞っていきます。

マニュアル化ができ仕組み化できるビジネスになる

自分たちが倒れたら動かないビジネスはやらないって意味です。マニュアル化できるということは参入障壁が低いのでは?と思われますがそこは前述の智慧を四六時中絞るってところに戻ってきます。規模を追いかけていくのなら仕組み化は必須だと思います。

月間売上をスタートから6か月以内で上げる

会社はお金がないと何にもできません。そうじゃない的な人も中にはいますが売上収益がでないと事業としてはNGだと思っています。その見極めが自分の中では半年です。目標値をきめてそこに到達できればOKです。
そのため目標値は結構こだわって決めていきます。いわゆるKPI経営を重視します。本当は3か月と言いたいところですが、現実的には4ヶ月目に受注して5ヶ月目にキャッシュインが開始されるのがいいと思います。

できればチャリンチャリンビジネスになること

これが世の中で一番魅力的なビジネスだと思っています。月間収入が決まると計画も立てやすいですしCFも安定し次の投資にも踏み切りやすいです。ここを作れるかどうかがスタートアップの分岐点だと思います。

顕在化したニーズがありマーケットの広がりが想定できる

調査会社を使って大がかりなリサーチまでは行えませんが市場があるかないか、あるとすればどの位の規模になるか、競合的な会社は存在しているのか大資本の会社はどう動いているのか、初動営業から受注納品までのストーリーはどうするかを調べていくとある程度の潜在的なマーケットは判ってきますしニーズも見えてきます。ニーズがないととにかく商売にはなりません。調査したうえで市場開拓型ビジネスになると判断した場合はマネタイズに時間を要するので資本が大きくないと難しいかな、と。ただ創業初期のCAさんはこの考えでインターネット開発会社の営業代行をやるという発想で事業を開始されていったと記憶しています。

既に類似サービスがあるがシェアはとられていない

前述と同様です。マーケットリーダーが既に市場の4割を占めているようなら参入してもなかなか難しいと考えます。ニッチマーケットを狙え!的な考えもあるようですが、ニッチを開拓するには啓蒙的な行動も必要になってきます。その辺は自分たちには合わないと考えています。

世の中に必要とされているサービスであること

これが一番大きいのかもしれません。絶対的なニーズがあることに近いのかもしれないですが「あったら便利だよね」という発想のビジネスは伸びていく確率が非常に低いと思うのです。当たれば大きいでしょうが自分にとってはギャンブル要素が大きいかなと。またどうせやるのであれば社会性が高いものを手掛けたいと考えています。その代りサービスが堅いものになりがちですので、自分たちが行う事業そのものにはエンターテイメント性は見いだせないことが多いです。

こうして眺めてみると

  • マーケットが顕在化しつつあってニーズもそれなりにある
  • 事業計画を立てる際に不確定要素が少なめの事業を行う
  • ということに注意しているのですね。新規事業を行う際にはニーズの有無をまずはチェックして綿密に計画を立てていって動き出したら臨機応変に対応していくっていうのがスタートアップにはいいと思います。

    そう考えると最近のネット起業とかも同じような発想で創業すればいいんじゃないでしょうかね。またベンチャーキャピタリストに会うのは非常に勉強になります。実業をやったことがない人が殆どな業界ですけれども、お金を扱うので儲かりそうかどうかということについてはシビアに判断してくれます。また客観的に事業がどうみられているか、を伺うことは本当に参考になると思います。

    あとは誰と一緒にやるのか!ってところでしょうか。(経営トップと経営参謀は役割も資質も、スキルも何もかも違う)自分がどっちのタイプかは知っておいた方がいいです。経営トップとはリーダーであり、ビジョンが描けていければいいです。

    組織のNo.2はマネージャーであり、実際に組織を動かしていく執行役です。日本はこの組み合わせがあまり上手くいっていないですし、どうも混合しているように思います。

     

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