儲かれば、それでいいのか

ありがたいことに昨年からお仕事を頂きまして関西方面へお邪魔する機会が多くなっています。頻繁に(といっても月1回くらい)は関西方面にお伺いすることになります。
 

成長志向だけが価値観じゃない

今回ぼくが担当しているのは
 

  • あたらしく始めることとの仕組みづくり
  • 今までの行ってきた事業を続けていくこと
  •  
     
    この両方でのお手伝いになります。ちなみに検索エンジン経由でこのサイトに到達していただく方が、ご期待されるようなウェブが絡むような業種ではないです。

    ずっと以前から存在するような業種になんですが、事業変革の時期がやってきたような環境の中にいらっしゃいます。その流れの中で

  • 変えなければいけないこと。
  • 変えない方がいいと思われること。
  •  

    変革というと、アクセルを踏むことが全て良しとしてしまいそうな中で、ちょっぴりブレーキをかけること。色々期待していただいているようなので、出来る範囲でやりきりたいと思います。
     

    By: GotCredit
    ところで事業推進系の話をしていくなかで「成長志向だけが正しい訳じゃない」という話になりました。
     
    高度経済成長を経験してきたりベンチャー系を経験すると、ともすると急成長を是とし、その価値観が全てだと考え、第三者にもその価値観の枠組みの仲間入りを進める傾向があります。(で断るとプリプリされちゃいます。)
     
    そうではなくて「持続していくこと」を大前提に、急成長を志向せず緩やかな前進を前提にする経営方針があってもいいと思うのです。価値観のぶつかり合いはどこかでハレーションを起こすこともありますが、相手の主張や価値観も互いに認めあえる関係がベターですよね。
     
    それをお互い理解したうえで、(途上で離れることになったとしても)目的の1点に向かって進んでいくことは理想論の中で見いだせる妥協というか現実なのかなと感じています。
     

    小さな組織で大きな仕事に向き合う

     
    その思考フレームの中に経済価値と社会的価値の両立を自社の本業に即した形として、どうやって追求し併存させていくか。という立脚点に起って戦略論なり、戦術論なりを組み立てていくこと、年間の目標をたてていくこと。こうした思考の方向性は小さな組織のあるべき姿の一つじゃないかと考えています。
     
    急成長を志向したところで、金銭面や採用面での投資ができるわけじゃありません。ましてやウェブサービスのように損益分岐点を超えたら一気に駆け上がるスタイルの事業構造ではないので尚更です。
     
    「強者の戦略」とか「弱者の戦略」と分類されることもありますが、経済活動とは経世済民という言葉が起源であり、市場を構成する人々がその経済活動を支えているのだとしたら自社と自社を取りまく人たちにとっての社会的価値とは何かということをしっかりと見定め
     
    「いいなぁ」
    「あの会社がやる事なら信頼できる」
     
    と言って頂けるような状態を目指した事業方針を志向することは、決して経済活動と矛盾するものではなく、結果として好感を得る(少なくとも嫌われない)ことができる企業として存在していくことが許されるようになるのではないのかな、と帰路の電車の中で考えていました。『許される』って書いたのは、そのくらい謙虚な気持ちの状態でいる方が何かと具合がいいって思ったからです。

     
    そもそも会社は「儲かっていればいいのか」という自問自答にも繋がりそうですが、起点となる会社のコアバリューが明確な(明確になりつつある)状態の方が事業推進のエンジンをかけやすいという面はありますね。
     
    結局経営陣の価値観に左右されることが大きいんですけど。

    [追記:20140126] 利益ってそもそも企業が存続するための条件であって、それはよりよい明日を創りだすだとか社会に価値ある存在でありつづけるための条件なんだから、言ってみれば存在のためのコストでもありますよね。

     

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