量が質をうむ」ということは挑戦、トライアルする回数を自らのコントロール下におくということだろう、と思う。環境だとか結果はコントロールすることがとてつもなく難しいけれど、挑戦する「量」はコントロールすることができる。こう書いている時点でなんだかブラックっぽくて嫌なんだけど。

AurelienDP / Pixabay

挑戦する「量」に対する結果への「仮説検証」をおこなうスピードをあげていくことで、確実に「質」がつくれる。「仮説検証」に要するスピードを1ヶ月、2週間、1週間、3日、1日と短縮していくことで「量」をうみだすスピードも必然的にあがっていくはず。科学的なことはわからないけれど、営業的なことにかぎっていえば「日々の振り返り」「成功と失敗の原因検証」が重要になってくる。そのとき「自責主義」は省かないといけない。

また「仮説検証」にかかるスピードをあげるには、どんな要素があって、どういう条件があるのか――ということを考えることも必要になるけれど、この制約条件を考えることも「量」をふやし「質」をあげていくためのひとつの試みになるはず。

「量が質をうむ」というのは、ともすると「人の2倍3倍やればいい」というある種の体育会系的な時間量で捉えられがちだと思う。まぁ実際このことをクチにする人には、その手の体育会系のひとがおおいというのも、イメージを増長させているんじゃないかな。これは「仮説検証」をしないし、単に労働時間を増やせば人の倍働けるってことでしかないので、トレードオフが厳しすぎる。
 
似たようなこと、2年前にも書いていた。

だけど、だけどだよ。たとえばモーツアルトやバッハ、ぼくのアイドルだったプリンスも無茶苦茶膨大な作品量を残している。イチロー選手は日米通算で13,186打数バッターボックスにたっている。つまり偉大になるには、まずたくさんの挑戦機会が必要ってことなんじゃないのかな。そりゃ10/10とか6/10っていう確率もすごいなと思うけど。600/1000とかすごくない?4,278/13,186だよ、イチロー選手って。139得点/814シュート、これは三浦知良選手のJ1のデータ。

だいたいビジネスにおけるチャンスなんて、そんなに数はないと思うんだよね。だから『自ら機会を創りだし~』ってことばも出てきたんじゃないかな。
挑戦してつかみ取る。この数をこなすなかで「仮説検証」スピードをあげていくと、つかみ取る「率」が高くなる。それが「運」を呼ぶことにつながるんじゃないかなと最近思う。

いぜん経営と天運ってエントリー書いていたな。運は待つだけじゃこない。天運を逃すことがないように、普段から真剣に何かと向き合っていることがいつになっても大事ですね。って4年前にも書いている。変わらないのか、進歩していないのか。

 

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