SEO会社の見極め:番外編

前回エントリーをしたSEO会社の見極め
意外な感じで好評でしたので調子に乗って番外編を書いてみたいと思います。
以前SEO会社の役員をやっていたときに注意していたこと
その後発注元として各社とお会いし商談を重ねる中で気づいたこと
SEO関係の人とお会いする中で気づいたこと
何となくSEOを外部に依頼するときの傾向性が
ありましたのでそのあたりを分類してみました。

まず大前提としてSEOはBtoBビジネスであることから
・対面での営業を受けている
という前提です。

身だしなみが清潔な会社

いきなりアナログな話で恐縮ですが、ビジネスパーソンたるもの
身だしなみは重要です。特に肩附近にフケが乗っている営業担当者だとか
後ろ髪が寝ぐせでたっちゃったままの方だとかは
再会したいとあまり思えないので却下です。

企画書がしっかりしている会社

綺麗な企画書であることは結構重要です。
フォントが揃っているとか半角英数字に統一されているとか
色が統一されているとかグラフィカルにデータ掲載されているとか
つまり「見やすい企画書」を持ってきてくる会社です。
ここに会社のセンスが出ていると思います。
つまり仕事が丁寧なんじゃないか、と思わせてくれることが重要です。

初回アポイントで既に提案になっている

ウェブで問い合わせを行っている段階である程度ニーズは伝えているはずです。
もしくは問い合わせ元のサイトは確認してくるはずです。
その前提で言うなら、自社サービス/プランの案内だけでなく

「こういう前提とキーワードでプランを練ってきました」

的な
顕在しているニーズをしっかり先取りして、企画書に起こして来てもらいたいのです。
そして万が一外しても、それを徒労と思わない姿勢です。
なぜなら「できる営業担当」だと思われ、真のニーズを聞き出すことが
1回目の提案書によって可能となるからです。
会社案内だとかプランだとかは、ウェブサイトで見ているから
初回アポイントで説明しなくても大丈夫ってことです。

サイト構成自体に手をつける提案がある

前項のプランと同意義ですがサイト構成そのものに関する提案がない
SEO会社の手法は効果が長続きしません。
SEOは外部リンク増加だけで終了するものではありません。
また過去多く使われた手法で未だに横行しているのが
ミラーページやドアページを用いたりリダイレクトを行うなどの手法です。
SEOとは訳された言葉のとおり

「サーチエンジンに高く評価されるためにサイトを最適化する」

ことです。
抜本的には既存のサイト構成を見直し構築し直すくらいの話になりますので
お茶を濁すような提案がでてくる会社には
それだけの技術ノウハウがないと考えていいと思います。

費用対効果の話につきあってくれる

例えば(A)というキーワードで上位表示された場合
表示される位置によってのクリック率というのは調査報告がされています。

Googleオーガニック検索のクリック率

とすると
(A)というキーワードの検索回数とクリック率を掛け合わせれば
自社サイトへの見込誘導数が理屈の上では算出できます。
自社サイトに訪問したユニークユーザが問合せフォームの
送信ボタンをクリックする率を当てはめていくと
SEOを行ったことによる費用対効果が算出できる予定ですよね。
このシュミレーションを一緒に行ってくれる会社は
結果を出すことにコミットしてくれる姿勢をお持ちだと判断できます。

担当者のタスクを理解している

担当者は結局コンバージョン率をあげることがミッションであり問合せ件数を増やしたいのです。
見込商談1件あたりのコストを削減していきたいのです。
このことを理解してセールスしてくれる営業担当者はそうそういません。
大体自社の優位性を滔々と述べるだけで、顧客視点には立っていません。
SEO会社は上位表示することが目標かもしれませんが
企業は上位表示させて、問い合わせを増やすことが目標なのです。
特に中小企業にとっては死活問題です。

ソーシャルでRTだとかいいね!を増やすことがミッションなのは大手企業だけです。

中小企業でそんなのをミッションにしたらあっという間に倒産します。

ですからここが差別化のポイントになるわけです。

手法がなんだか怪しい

外部リンクだけを売りつけてくるような会社は今も昔も要注意です。

どこにリンクが貼られるのか開示してもらえるのか
契約終了後はリンクが外されるのか
ヒアリングすべきポイントはたくさんあります。
というよりそもそも外部リンクを有料で販売していること自体が怪しいです。

Googleはこのこと自体について警告を以前より幾度も行っているのですから。
怪しいというのは=リスクです。
その手法を選択したときのメリットとデメリットを考慮して
デメリットが多いと判断すれば発注しなければいいのです。
デメリット=ペナルティをもらう確率が高いという事です。
特に中小企業はペナルティが事業に影響するくらい怖いリスクです。

ムリムダを教えてくれる

ムリな事、ムダな事ははっきり教えてくれる。
発注元はときどき無茶なリクエストをします。
ビックワードで1位になりたいだとか、とても見込顧客が
検索しないだろうキーワードに固執するとかです。
しかしその事が成果に結びつかないのであれば双方ともに徒労に終わるのです。
そこをやんわりと伝えてくれる営業担当者は信頼を得ることができます。

契約中のレポーティングがしっかりしている

今も昔も同じでしょうか、契約中担当者は上司に報告する責務があります。
その時に利用できるレポートというのが必要になるのです。
どういう対策が行われているのか、その対策の実施ビフォーアフターはどうなっているのか
当初の目標に対する進捗状況(率)はどうなっているのか
何か困難なことが起きているとすれば、どう改善すればいいのか
こうしたことが明示されているような資料が欲しいものです。

選ばれるには訳がある

これだけ色んな情報コンテンツが溢れていてノウハウも表にたくさん出ているわけです。
時間と知識があれば担当者は社内でSEOを実施するはずなのです。
それでも外部委託するというのは
”軽減したい何か”
”自社ではできない何か”
があるのです。
ここを忘れてガリガリ営業にこられたり
自社サービスの優位性だけをトークしても選ばれることはないはずです。

まとめ

こうして書き出してみると普通に売れる営業担当者なら
自然とやっていそうな営業プロセスですよね。
検索エンジンの技術自体がブラックボックスですし日々刻々と変わっていますので
発注元も情報に惑わされてどの情報がいったい正しいのか判らなくなってしまうこともあります。
そして営業担当者の態度、姿勢、スキルに残念ながら騙されてしまうこともあるでしょう。
上記はあくまで、僕の場合ですので参考程度に読んでいただければと思います。

その上で、技術的なことは発注元がある程度の知識を身につけていく必要が
当然ながら求められます。過去にはOKだったけれど今ではNGな手法というのもあるわけです。
こうしたことは別にSEOを発注するケースに限らず担当者として
最低限の知識は身につけていかなければならないものだと思います。

最後に社長が頻繁に飲みに誘ってくるSEO会社には要注意です


 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でフォローしよう!