セミナー「補助金を上手く活用するために」に参加してきました

七尾商工会議所が主催する「補助金を上手く活用するために」というセミナーに参加してきました。会場は七尾商工会議所の2F。経済産業省中部経済産業局のかたが登壇されて、「平成27年度補正及び平成28年度経済産業省関連予算の概要」にかんする説明を中心としたセミナーでした。
 
撮影していいんだかどうかわからなかったので、遠慮して会場は撮影しなかった。全員で何人くらいいたのかなぁ。50人以上はいたと思う。(チラっと受付リストみたら金融機関名がおおかった気もする)

補助金を上手く活用するためにの資料
  
上手く活用するために」というタイトルだったんで、ハウツー的な話かなァと想像してましたが、じっさいには補助金の説明と質疑応答が中心でした。行政文書は読み取りにくいので、質疑応答しながら説明を聞けるのは助かりました。ウェブだとPDFだらけで、なにがなんだかわからなくなるくらい迷子になったりもしますしね。
 
この手の補助金申請、あるいは計画認定にかんしては幾度か取り組んだことあるんだけれど、実務的には久しぶりなのできちんと聞くことができて良かったです。

の2つがいま取り組んでいる「攻城団」には適応できそうな感じがした。

「ものづくり」とはいいつつ、商業・サービス業も問題ないってこととで、攻城団システム開発に適用できそうなんですよね。
対象経費の区分で

と明記されていました。かつてぼくが取り組んできたころは、”減価償却資産をともなう設備投資”に対する補助が多かった印象があったんだけど、かなり幅が広がっているものですね、聞きにいってよかった。なにより『複数社による共同事業』での申請も可となっているところは、助かります。
 
「質問ありますか」ということで、いちばん最初に手をあげてきました。補助金確定の申請のさいに提出する支払証拠書類(エビデンス)の件でかくにんを。
 
「サーバをはじめとしたクラウド利用などクレジット決済で支払いが完了する場合、エビデンスはどう用意すればいいですか」

答えは

ってことでした。クレジット明細も紙ではもらっていないので、発行してもらう必要がありそうですね。さらに金融機関口座の通帳がない場合は、データをダウンロードする必要がありますね。しょうじき面倒なんだけど、ほかにエビデンスとなるものを提示できないですから、こればっかりはしようがない。

また申請のポイントについてのはなしでは「審査員に伝わることが重要」というポイントがあるそうです。というのも
 
「『わたしは、これがほしいんです』という申請書がだされるケースがおおい」
のだとか。そりゃあそうだろうなぁ。これは、ちょうど1年前にかいたエントリーなんだけど、第3者につたえることができる経営計画をかける組織って、多くないんだもの。

 
 
おおくない理由は単純。小規模事業者や中小企業で、この手のドキュメント化をになう部門を恒常的にもつ必要性がないもの。ぼくが何かを相談されるときは、新規事業開発や事業開発がからむので、内外向けに説明資料を作成しなきゃいけないことがほとんどです。そのときに「説明資料ってありますか?」ときくと、だいたいありません。話すことはできるけれど、ドキュメント化するスキルはまた別ものって感じかなぁ。
 
年度決算の時につくるといいですよ、たぶん。
 
経済産業省予算のポイント
 
その他、セミナーに参加して印象にのこったのは 

に関して質問がおおかった。店舗や工場といった事業のひとが参加者に多いからかなぁと想像してました。 

いちばん聞きたかった「小規模事業者持続化パッケージ事業」については、さくねんもあったことで皆さん慣れているのかサラッとながす感じで話をきかれていて、質問もでていなかった。
 
これも複数社の共同事業で申請できるそうで

といった経費などが対象になるとか。さらに移動費用も含むということなので、全国アチコチ動いているぼくにとっては、とっても助かりそう。
 
それに

が含まれるってのはいいですね。というもの、いまぼくがお伺いしている観光協会の方々あるいは地元の店舗のみなさんが、攻城団に出稿するさいに補助金を活用していただければ、活用しやすくなるんじゃないか、と想像できるんです。じかい観光協会にうかがったときに相談してみよう、と思いました。
 
こんな感じで制度を一つ一つ説明してくれたのですが、内容がおおくて2時間ではとても話しきれていませんでした。そうそう、ミラサポのPRがめっちゃおおかったです。
 

  
ミラサポ。存在はしっていたけれど活用したことほぼ無かったですね。いま助成事業関係の情報はすべてここに掲載することになっているとのことでしたので、企業経営者はミラサポをみておけば一通りの動きは把握できるのかもしれない。
 
さいきんTwitterもはじめたらしくって「担当がフォロワーが増えないと嘆いている」と言っていたので、”フォローしてみるか”と思ったけど、アカウントどこにあるんだろう…。ミラサポオープン時にはこんな論争もでてましたよね。
 

  
情報がひところにまとめられているのは助かりますよ。これから重宝したいなとおもってとりあえずメルマガ登録してみた。 

 
ところで、配布された紙面を見ていると

ってのがありました。ここに予算総額が10億円ついているんだけれど、要するに「各地域にある地域資源を活用した「ふるさと名物」」などに対する支援事業らしい… 
文章中には

  • 具体的には、中小企業・小規模事業者が地域資源活用や農林漁業者との連携によって行う商品・サービスの開発や販路開拓を行う取組を支援します。
  • また、「中小企業地域資源活用促進法」の改正により、拡充した一般社団法人等による「地域資源活用支援事業」を支援します
  •  
    とあるのですがに、連帯して事業推進をおこなうことが前提っぽい気もしますね。

    だとすると、販路のひとつとして観光業、つまり観光入込客への販売とも関係してくると思うのですが、もうちょっとくわしいことが聞きたいな。

    いま観光庁が日本版DMOを推進しています。具体的な中身だとか商流が理解しきれていないので、勉強会にいきたいんだけれど日本版DMOが「観光に関するマーケティングの適切なしくみと体制と運用」をおこなうことを想定しているのだとしたら、この補助事業にかかれていることも事業内容に当てはまるんじゃないかと思うんだよね。
      

     
    こんかいの経済産業省関係予算(全体予算2,901億円)のポイントは

    が主眼だそうです。
     
    とにもかくにも補助金があるから「もらっておこう」というのではなくて、要するに補助金は「税金の配分」ですから、申請する(であろう)ぼくら自身が有効に投資活用出来るようにしなければいけませんね。 
     
    さいごに補助金申請をおこなっていくメリットとして、行政から「ほかにこんな会社さんがいます」「こういった取組をされている会社があるという結びつけることもできます。」「ビジネスチャンスをひろげることもできます」というはなしがありました。たしかに話を聞く機会や、採択企業の情報をしる機会にはなるでしょう。会場の雰囲気も「おぉ、そうなのか」という空気感をかんじました。(ぼくはね)
      
    でも、ちょっと待てと。ぎゃくからみれば、日常的に情報を発信していることが少ないから「おぉ、そうなのか」と思うんじゃないのか。それってつまり「伝えていない」ってことで、だからこそ「知られていない」んじゃないかと。AIDMAでいうところの Attention(注意)を喚起することができていないから、Interest(興味・関心)を持たれることもないわけですよ。
     

    たとえば今日(どの辺のはなしだったか記憶があやふやなんだけど)、「パンフレットつくるのに500万円くらい出しますよね」とかいうことばがでていました。そのパンフレットはどこにばら撒かれているんだろう。”つたえたい人、つたえるべき人に適切に届いているんだろうか”と、ちょっとシリアスに考えちゃったよ。
     
    だいたい自分がまだまだそうやって「適切に届けているか」といえばまだまだだしなぁ。でも500万のパンフレットを小規模事業者がつくるケースはあまりないと思うよ。
     
    ”つたえたい人、つたえるべき人”をさがすのがむずかしいからこそ、リストづくりは大変です。さらに「求めている人」を探さなければいけないんだし。
     
    「つたえる」となると『広く告げる』ってことばかりに注目がいくんだけれど、相手が「しりたい」とおもっているときに「情報がそこにある」という状態も作っておかなきゃいけないわけですよね。まずはそこに着手しないと。
     
    伝えていない」は経営の怠慢だけど、「伝えようとしていない」はスタートラインにすら立てていないわけで。「伝えかたがわからない」のであれば応援のしようもあるけれど、そうじゃない場合は、これからどうするんだろうーとか、かえり道テクテクあるきながら考えていた。(そのあと歯医者に行った)
     
    こうして2月にも、やりたいことと、やらなければいけないことがドンドン増やしてしまっているんだけど、ひとつずつ実現していけるようにがんばる。 
     
    今日うかがったはなしは、攻城団プロジェクトはもちろんなんだけど、いま取り組んでいる仕事全般にも活用できるだろうとおもって、かえり道にメールをうってみた。明日以降ちょっとはなしをしてみよう。
     

     

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