-ビジネスモデルを可視化する-一言で言えばとても簡単なのですが、これが案外むずかしいんですよね。

難しいというか、そもそも社内で明示化されていないことがあります。必要がない時期はあえて明示化して資料とすることがなかったりします。しかし例えば中小企業の場合は資金調達の場面等でビジネスモデルの説明を求められます。
要するに外部の人に分かりやすく説明する必要があります。

  • 事業モデルを分かりやすく説明できるか
  • 説明できる体制になっているのか
  • プレゼン能力が求められることになりますね。そしてこうした点を担当者は話を聴きながら必ずチェックしています。そのことによって資金調達が左右される決定打にはならないでしょうが

    「あの会社説明力ないよね」
     
    と思われるよりは

    「説明がわかりやすい」
     
    と思われるほうがいいです。
    そして紙面に落とし込んだ図表もあると更によいです。なぜならそれは金融機関担当者が社内稟議を上げる際の補足資料になるからです。
     
    ビジネスモデルを可視化するポイントはいくつかあります。また図形にも様々なパターンがあります。
     
    まったく縁がなかった業界に携わるときに、ぼくが確認するのは

  • 「誰が」
  • 「誰に」
  • 「何を」
  • 「いくらで」
  • という点を”仕入”と”販売”という区分けで確認をするようにしています。(お金の流れも確認します)
     
    商品ごとに違う、とった細かい流れだとか、事業が多岐にわたっている場合は

  • 全体の俯瞰図を描く
  • その後個別にフォーカス
  • という順を追って書き出します。カメラワークの引きと寄りみたいなものですね。
     
    また外部への説明資料として図表化するにあたって、ぜひ参考にしたいのは上場企業が開示している有価証券報告書。多くの会社の有価証券報告書には”事業系統図“が載っています。

    また検索エンジンで「事業系統図」で検索するとウェブページに掲載されている内容が表示されます。
    jigyokeitou_search
     
    もっと分かりやすくするのなら、IR情報をみると決算説明会資料が開示されていることがありますので、自社類似企業の決算説明会資料を参考にするのが良いと思います。

    投資や融資を受ける際、先方は必ず事業構造を正確に把握する必要がありますので再三再四こうした点を確認されます。それではなくとも自社の構造を適切に把握して、今後どこを強化するのか、補完していくのかを共有し理解するためにも事業構造を可視化し第三者に説明できるスキルは必須ではないでしょうか。

     

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    著者

    コースケ

    1994年株式会社インテリジェンス入社。人材派遣事業部門立ち上げに参画。その後情報システム室。2000年同社の株式上場を経て退職。株式会社スポーツデータコーポレーション創業参画。03年、SEOサービス専門会社ファンサイド株式会社設立に伴い取締役就任。役員退任後、個人事務所設立。05年、ウェブマーケティング支援を目的としたコミュニケーション・ウェイ株式会社創業。代表取締役社長就任。翌年、コーポレート・コミュニケーション&デザイン株式会社との合併及び商号変更により株式会社ワークスエンターテイメント設立。代表取締役社長就任。経営コンサルティング/人材サービス分野を軸とした事業展開。2011年代表取締役退任。現在はフリーランスとして複数社の経営推進サポートを行いながら、攻城団の永続化プロジェクトに参加中。