個性の集まりが組織個性(要はチームビルディング)

この20年ちかく、組織編成の際の指標として活用しているFFS理論がある。(FFS理論についてくわしくはここ

人と相対すると自然と「この人はB因子が強そう」だとか「A-C-D-E-B」の人だなあとかFFS理論の因子で考えるようになっている。

FFS(Five Factors & Stress)理論とは、「ストレスと性格」の研究に おいて開発されたものです。人が恣意的、無意識的に考え、行動する パターンを5因子で計量し、ストレス値においてポジティブな反応か、 ネガティブな反応か分析します。その結果、その人が保有している潜在的な強みが客観的に分かります。まずは、FFSの世界観を映像でご覧下さい。FFS理論とは
 
5つの因子のを測定し、その強弱によって個性が象られる。かつ長所と短所は表裏一体なので、ストレス(外的刺激)によって行動が変化する、ってのがざっくりとしたFFS理論の定義。外的刺激というのは、相対する人や仕事、職場環境などまさに「自分以外の外的要素」が含まれている。
 
人によって5つの因子の強弱(数値)がことなるんだけど、ぼくは5つがほぼ均一な数値でフラットにならんでいます。これは個性的には「相手の個性」「自分が置かれている環境」によって、強く出る因子が決定づけられる個性なんだとか。
 
Broesis / Pixabay

例えば、経営管理畑の人と話をすると、ぼくは大抵大雑把な話と、あたらしいことを「とりあえず」やろうという意見になりはじめる。保守的な意見にはあまり惹かれていかない。すると相手は(だいたいの経営管理畑の人は)慎重派がおおいから、「ちょっとまって」「よく考えて」という会話がおおくなる。
 
相手がセールス系、しかも新規事業開発領域に強い人だと、ぼくは「商品企画をもっと練らないと」とか「体制がないのに動いて受注したらどうするの?」といったレスポンスを返すことがおおくなる。
 
ちなみにそれぞれにもう1名加わっていると、また行動が変化することがあるらしい。「人によって態度が変わる」ってことを想像するかもしれないけれど、ぼくは人、組織によって「発揮される個性が大きく変化」している。
 
情報システム部にいたぼくを記憶している人たちには、営業をしているぼくを想像するの難しいだろうし、社長業をやっているぼくを知っている人は、管理部門的なぼくと、組織のトップセールスだったぼくに矛盾を感じていたんじゃないかなと思う。
 
まんべんなくそれなりに出来る個性を持っている、ということは家の柱が均一に、きれいに並んでいることに等しいらしい。つまりチカラも平準してかかってくる。つまり、「崩れるときは、一気に崩れる」らしいんだな。この話を多分17年位まえに、掛川市で行われた研修の際に指摘された記憶がある。
 
以来、意識しているといまの自分は「どういう個性を発揮している状態」なのかがよくわかる。相手が守りに強い人だと、とにかく前へ前へ進もうとする。しかもかなり大雑把にね。だってとにかく「前へ」進むことを是としてしまうんだから。
 

StartupStockPhotos / Pixabay

すると守りに強い人は、得てして粗いことや決まり事がしっかりしていないことを好まないので、その点を指摘してくることになる。なんだろうな、事務に弱い営業と、ルール遵守をしてもらいたい経理の会話みたいなことが行われるわけですよ。
 
こうなると正論はルール遵守派にあるから、行動には制限がかかるわけです。「きちんと決めてから行動しましょう」とね。これはもうその通りなんです。そのとおりなのだけど、その制限(外的刺激=ストレス)がかかっている状態が、つづくと負の個性に転じるわけですね。この状態が「めんどくさい」といって、放り出し状態に突入しはじめるわけでです。

こうした状態に何度もなったことがあるし、何度も「放り出し」た人を止めてきたこともある。

でもね、この環境だとか外的刺激によって個性が変化することをしっておくと、お客様と話すときの言葉の使い分けや、プレゼンテーションのススメ方を思考することができてとても便利なんです。

大手企業とベンチャー企業が違うように、一人創業の起業も個性がものすごく違う。言葉も服装も、メール文章も意思決定も何もかも全てが異なっているその背景には、コンサバティブなことだけじゃなくて、個性が関わっていることも理解しておくと、今後の組織づくりに役立つよなぁと、ふと最近思うことがありました。

我が社もどうなるのか楽しみでしかたないんだけど、あそことあそこもどういう組織個性になっていくのか、超楽しみですよね。

 

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