従業員満足度がたかい企業の共通項

 
新卒採用(就職活動)がはじまりましたね。内定が取れる人取りにくい人ってのは確かにあるけれど、うまく自分にあった会社がみつかるといいですよね。
 
ニュースでみていると学生の売り手市場だとかで、ちょっと変わった選考方法をおこなって、話題になることを狙ったり、担当者を全員女性にすることで女性が活躍してる会社と印象づけることを狙ったりと、企業もあの手この手を使っている様子。 
 
「変なことやるなぁ」とは思うものの、「知られていなきゃ、選ばれるはずもない」のはどんな商売でも同じなので、こうして取りあげられるだけ施策としては「あたり」なのでしょうね。だからといって「自社が採用したい人に出会えるか」というのはまた別の話だけど。
  

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自分にあっている会社の見つけ方がわからない

転職エージェントや、組織開発コンサルティングをおこなっていた時に「自分にあっている会社の見つけ方がわからない」とうことを時折相談されることがありました。学生の人でも、中途採用対象のひとでも同じなんでしょうね。
 
従業員満足度がたかい企業は、いい会社なのではないか、という仮説があります。従業員満足度が公開されていることは殆どありませんが(そもそも測定している会社がすくないので)、外からみていて「離職率がひくい」とか「従業員満足度が高そう」だと感じる企業には共通する項目があります。
 
その項目をチェックする方法のひとつに、採用サイトで開示されているような組織戦略や人材に関するデータの開示状況をチェックする、という方法があります。

「自分にあっている会社の見つけ方がわからない」という人は、要するに「いいこと書いて広告だしているけど、実際はどうなんですか」ってのを知りたいんです。最近はクチコミを集約したサイトがでてきているけど、そもそも退職者が書き込む以上、基礎母集団がおおくないと書き込まれる確率が低いので、あまたの企業情報があるわけでもない。
 
まぁあてにしちゃいかんのは「社員の一日」「若手社員の声」といったコンテンツです。あんなタイムスケジュールどおりに動いているわけがないし、社員の声が本音じゃないのは、みんな知っている。
 
「本当のところどうなんですか」で知りたいのは、数字で把握できる評価処遇にかんする平均値(中央値)であり、企業風土のことがほとんど。(扱うサービスとかの選択はだいたい本人のなかで決まっていることがおおいので)
 

従業員満足度がたかい企業の共通項

前ふりが長くなったけど、いままで人事部門と仕事をしてきた経験値でいうと、従業員満足度が高い企業に共通する項目があります。

といったところです。あと公開されていれば尚のコトよいのは

この辺の数字や、人材育成にかんする方針と制度といったところですかね。
 

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こうした情報が開示されているから「いい会社だ」と断定することはできません。だけど、公開していない会社より、よほどオープンなわけです。
 
情報を開示するという姿勢は「企業文化」につながっているんだけど、このプロセスと姿勢が浸透していると採用もうまくいきはじめます。そして社風に合わない人は辞めていきます。こういった循環が

  • 誰をバスに乗せたいのか
  • につながってきます。具体的な人事制度なり、企業文化の浸透をどうやるか、は会社それぞれで異なります。共通している、といえることは「人事とは企業文化の体現」でもあるってことです。
     

    採用サイトは真剣さの第一歩

     
    かならずしも自社にとって最高の人材にいつでも会えるわけじゃない、ということを理解していて日々の積み重ねをきちんと行っていること。いまの人材に対して組織が用意できる最高の環境を用意すること。この2つが自社の持続的な成長につながっているかどうかを経営層が理解していれば、ちゃんといた採用サイトなり採用プロセスができているわけです。
     
    企業側の視点でいれば、「一緒にはたらきたい」と思ってくれる人を採用したくて、なおかつ自社に合っている人を採用したいわけです。そうすると「ウチの会社はこういう環境ですよ」ということを正直に明示しなきゃいけなくなるんです。
     
    この辺を口ごもったり、「応募者に伝える必要はない」ということをいう会社は、あまり良くないですよね。隠す意味なんてぜんぜんないのに、隠すことで「応募前の不安をとりのぞく」ということができない会社だ、ということが明らかになるわけですから。なかには逆切れする人もいますしね。
      
    「本当のところどうなんですか」を知りたければ、まずは採用サイトをきちんとよむことが必要です。もうここで満足できなければ選択から外しちゃってもいいくらいです。あそこで真剣度の第一歩がわかるから。

    picjumbo / Pixabay
      

    自分にあっている会社の見つけ方は、まず自分がどんな会社(企業文化)ではたらきたいのか、どういう処遇制度を求めているのか。そしてどんな人たちとはたらきたいのか、ということを明確にすることが肝心です。その価値観のもとに、採用サイトをチェックするなり、人事担当者と会うなりするのがいいんじゃないですかね。なにより接すると、その会社の方針とか社風が(うまく表現できないまでも)わかりますよ。
     
    あとは情報開示にかんする状況や姿勢を通して、従業員満足度がたかいのかどうか、満足度の背景をしっていくことで、「自分にあっている会社」をみつけることができるんじゃないかと思います。

    規模がでっかくて、業績安定していそうだから「自分にあっている会社」だなんてことはないのですから。

     

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